2018年秋冬のメンズファッションの流行りを紹介!流行の仕組みも解説

秋冬は、防寒のために毎日同じアイテムを身に付けがちで、ファッションに変化が少ない季節です。

新しいアイテムを取り入れて毎日のコーディネートに変化をつけたいとき、気になるのは最新の流行ですよね。

今回は、2018年秋冬のメンズファッションの流行りについて解説していきます。

この記事の見どころ
  • メンズファッションの流行りを解説
  • 2018年の秋冬の傾向・キーワードを解説

メンズファッションの流行りとは?

SNSが発達し、様々な情報が錯綜している近年では、メンズファッションに限らず「流行り」というものが曖昧になりがちです。

人の趣味や好みが多様になったことで「これが流行り」と一言で言い表しにくくなってはいますが、よく見てみるとトレンドの大きな流れは存在します。

その大まかな流れを頭に置いてファッションを選ぶだけでも、時代に取り残されて野暮ったい印象になるのを避けることができます。

こちらの項目では、そもそもファッションの流行りとは何なのかということを解説していきます。

メンズファッションの流行りは誰が決める?

メンズファッションの流行りは誰が決める

そもそもファッションの流行りは誰が決めているのでしょうか。そのトレンドの発信源を知ることで、いち早く流行りの傾向を掴むことができ、他のメンズより一歩先を行くおしゃれが楽しめるようになるのです。

まずはファッションの流行りがどのように作られるのかを理解して、最先端のトレンドをキャッチできるようになりましょう。

ファッションブランドやファッション雑誌

ファッションブランド マガジン

まず、流行を作り出しているものと言えばファッションブランドファッション雑誌です。ファッションの世界では、流行りは自然発生するものではなく作り出されるものなのです。

ずっと同じ服を着ていても「時代遅れ」にならないなら、人々が服を買い替える頻度が低くなり、経済が停滞してしまいます。

どんどん新しい服を売るために、工夫して流行を作り出しているのがファッション業界です。

ファッションの流行りで、まずはじめに決められるのが「」です。各シーズンの流行色は、その時代の状況を反映させて「インターカラー」という組織が約2年前に決定します。

その後、素材やディテールなどデザインの流行を決めるのが「スタイリングオフィス」と呼ばれるファッショントレンド情報会社です。

これらの組織はただやみくもにいいと思うデザインを提案するのではなく、経済や政治、国際的なイベントなど世界情勢に合わせて流行を決定します。

有名なのは女性のスカート丈で、景気が良いと布が豊富に必要で高価なロングスカートが、景気が悪いと少ない布でも安価に作れるミニスカートが流行になると言われています。

しかしこの段階では、「流行りの傾向」が決まるだけでまだ具体的な服の形はしていません。これらの流行りの傾向を、実際に服のデザインとして提案するのがファッションブランドです。

ブランドは春夏シーズンと秋冬シーズンの年2回、パリ・ミラノ・東京・ニューヨークの4ヶ所で「コレクション」と言われるファッションショーを開きます。

ここで発表されたデザインをファッション雑誌が取材し掲載することで、2年前から計画的に作り出された流行りが一般の人々の目に触れるのです。

インスタグラマーなどインフルエンサー

インスタグラマー インフルエンサー

近年は、ファッション業界以外にも流行りを作り出している人々がいます。それが「ファッショニスタ」「インスタグラマー」などと呼ばれる一般のインフルエンサーです。

ファッション業界が提案する流行りが、2年前から計画的に決められていてある程度予測できるのに対し、このインフルエンサーが作る流行りは突発的で予測できません

業界の決定ではなく個人の好みで着たいものを着たインフルエンサーを、大勢のフォロワーが真似することで流行が発生します。

特に若者は、お金を出してファッション誌を買うより、無料で見られるインフルエンサーのSNSをお手本にしている場合が多いので、近年はファッション業界の狙いに沿わない流行りが発生することも多くなっています。

よりリアルでスピード感のある流行りを取り入れたいときは、好みのインフルエンサーのファッションを参考にするといいかもしれません。

2018年秋冬はカジュアルからドレスへの移行期

2018年〜2019年秋

メンズファッションのアイテムは、大きく分けて「カジュアル」と「ドレス」の2種類に分類することができます。

Tシャツ・ジーンズ・スニーカーのようにスポーティーなものや作業着に近いものを「カジュアル」、ジャケット・スラックス・革靴といったスーツに近いものを「ドレス」と考えるとわかりやすいでしょう。

基本的にメンズファッションの流行りは、この「カジュアル」と「ドレス」の間を振り子のように行ったり来たりしています。

例えば2014〜2015年ごろには、シンプルなTシャツにジーンズを合わせたカジュアルの極地の「ノームコア」が大流行しました。

その後2016年、シンプルなノームコアに飽きがきた頃に、柄シャツや刺繍アイテムが華やかでドレスライクな「タッキー」が流行します。

しかし難易度の高いタッキースタイルには挑戦できないメンズも多く、2017年ごろには流行が去ってカジュアルでスポーティーな「アスレジャー」が登場しました。

2018年〜2019年は、このアスレジャーの揺り戻しから徐々にフォーマルなドレススタイルに切り替わっていく時期です。

ただしノームコアからタッキーのように一気に切り替わるのではなく、スポーツアイテムとトラディショナルなジャケットなどを合わせたミックススタイルが流行していくと考えられています。

2018年秋冬のメンズファッション流行りのキーワード

ここからは、具体的に2018年秋冬に注目したいスタイルのキーワードをご紹介していきます。

シンプルで真似しやすい「ノームコア」

ノームコア

先ほど2014年ごろ流行したとご紹介したノームコアは、普遍的なスタイルであることから今も一定のファン層を捉えています。

また、前回の流行から4年以上経過したこともあり、究極にシンプルなノームコアが逆に新しく見えてくる頃でもあります。

ノームコアは「究極の普通」という意味で、装飾を極力無くし、モノトーンなどベーシックなカラーとデザインでコーディネートするスタイルです。

しかし、2018年秋冬流行りのノームコアは、前回の流行時とは少し異なり、素材感や丈感など、シンプルな中にも少し捻りを加えたスタイルが流行りそうです。

プラダやクリスチャン・ダダなどのブランドがノームコアスタイルをコレクションに取り入れています。

おしゃれな美大生風「アートスクール」

アートスクール

ノームコアとは逆に、美大生のように奇抜な色柄を取り入れた「アートスクール」というスタイルも注目されています。

同じ奇抜なスタイルでも「悪趣味」という意味の「タッキー」スタイルとは違い、奇抜な色柄を取り入れていても美術品のように調和がとれているのがアートスクールの特徴です。

2018年秋冬コレクションでも、多くのブランドが抽象画のような柄のシャツやコートを発表しています。

ノームコアでは物足りないメンズ、他の人と差をつけたいメンズにおすすめのスタイルです。

レトロで華やかな「70年代」

レトロなファッション

70年代は、ベトナム戦争が勃発した60年代に反発して、世界中の人と手を取り合い平和を願う「ラブ&ピース」運動が盛んになっていった時代です。

こういった70年代の空気感は、人種やLGBTQに対する差別撤廃の動きが盛んになっている2018年の空気に重なります。

そういった背景もあり、70年代のヒッピーやボヘミアン風のスタイルが注目を集めています。

お洒落上級者のメンズは、花柄や民族衣装のディテールを取り入れた70年代風アイテムに挑戦してみてはいかがでしょうか。

2018年秋冬のメンズファッションで流行りのカラー

2018年秋冬のメンズファッションに取り入れたい、注目のカラーをご紹介していきます。

差し色におすすめの「レッド」

ビビッドな赤

2018年秋冬シーズンは、多くのブランドが赤を基調としたコレクションを発表していました。

それも秋冬シーズンに流行りがちなボルドーなどくすんだ色ではなく、ビビッドな赤が注目されています。

コレクションではニットやコートなど、大きな面積で赤をポイントにしたコーディネートも多くありましたが、リアルに取り入れるなら差し色として使うのがおすすめです。

いつものコーディネートに小物などでビビッドな赤を取り入れるだけでも、ぐっと今年っぽくなりますよ。

レディースの流行りを引き継いだ「イエロー」

イエロー

2018年、春夏のレディースファッションでは鮮やかなイエローが大流行しました。

もともとインターカラーが決めた流行色にもレモンイエローが含まれていましたが、流行りのきっかけとなったのは「美女と野獣」「ララランド」など黄色いドレスのヒロインが活躍する映画が大ヒットしたためとも言われています。

そんなレディースの流行りを引き継いでか、多くのブランドの2018年秋冬のメンズコレクションでも黄色が使われていました。

冬のメンズファッションは暗い色になりがちなので、一部分でイエローを取り入れるだけでもかなり目立って明るい印象になります。

流行りを取り入れつつ明るい秋冬ファッションを楽しみたいメンズにおすすめです。

ベーシックカラーに仲間入りした「ブラウン」

ブラウン

秋冬は毎年ブラウンが流行りますが、2018年秋冬は黒・白に並ぶベーシックカラーとして様々なブランドのコレクションでブラウンが取り入れられています。

いくら流行りでも明るいレッドやイエローは気後れしてしまうというメンズも、ブラウンなら無理なく毎日のファッションに取り入れられるのではないでしょうか。

今まではグレーやネイビーを使っていたところをブラウンに変えるだけでも、ぐっと今年らしい流行りのコーディネートになります。

2018年秋冬のメンズファッション流行りのアイテム

2018年秋冬のメンズファッションで、注目したいアイテムをご紹介していきます。

スポーティーな「ロゴアイテム」

ロゴアイテム

2017〜2018年のアスレジャー流行を引き継いで、2018年秋冬以降もスポーティーなロゴアイテムが流行りそうです。

ロゴアイテムは、柄物と無地の中間として使え、コーディネートのポイントになって便利なアイテムでもあります。

好きなブランドのロゴアイテムなら持っているだけで自慢になり、気分も上がりますので、秋冬のメンズファッションにぜひ取り入れたいアイテムです。

秋冬らしい「ファーアイテム」

ファーアイテム

ファーを使ったアイテムは、一つ取り入れるだけで一気に秋冬らしい雰囲気を出すことができます。

ファーは手触りもよく見た目も動物のようで可愛いので、快適さや愛着を重視するミレニアル世代らしい流行でもあります。

近年は動物愛護の観点から、リアルファーではなく「エコファー」と呼ばれるフェイクファーを取り入れるのがトレンドです。

防寒性能も高い「パデッドジャケット」

パテッドジャケット

出典:Amazon

パデッドジャケットとは、中綿入りのジャケットのことです。羽毛入りのダウンジャケットはすでに秋冬メンズファッションの定番アイテムになっていますが、2018年は綿入りのジャケットが注目されています。

保温性も高く毎日のコーディネートにも使いやすいので、新しいアウターの購入を考えているメンズにおすすめです。

日常使いしやすい「スウェット」

スエット

出典:Amazon

ここ数年、冬のトップスはセーターばかりというメンズも多いのではないでしょうか。

セーターに飽きてしまったメンズにおすすめしたいのが、手軽にスポーティーな雰囲気になり、しかも肌触りがよくて暖かいスウェットです。

上にジャケットやテーラードジャケットを合わせるだけで、流行りのドレスとカジュアルをミックスしたコーデを作ることができます

まとめまとめ

2018年のメンズファッションの流行りを解説してきましたが、いかがでしたか。
リアルなコーディネートには、これら全てを詰め込んで流行りもので固める必要はありません。

定番アイテムにポイントで流行りのテイストを取り入れて、秋冬のおしゃれを楽しみましょう。