男性も無関係じゃない!男性のための生理の基礎知識

「女性特有の現象」というイメージが強い生理。しかし、近年男性にも「男性の生理」があることがわかったのです。

本記事では、男性の生理とはどのような症状があるのか、生理についてのあれこれを徹底解明します。

この記事の見どころ
  • 男性の生理(男の子の日)について解説
  • 女性の生理についての理解を深める

男性にも生理があるって本当?

本当に男性にも生理があるのでしょうか?にわかには信じがたい話ですよね。

「男性の生理」とは一体なんなのか、追って説明いたします。

男性の生理とは

男性の生理とは

それでは、男性の生理とはどのようなものなのでしょうか。

具体的には、倦怠感や集中力の低下、性欲の減退などが主な症状です。女性のようにはっきりとした腹痛や吐き気とは異なり、具合が悪い訳ではないけどなんとなくだるい、イライラするといった形で表れるそうです。

誰でも、「なんとなくやる気がでない…」「なにをやっても捗らない…」といった経験はありますよね。
もしかしたら、男性の生理になっている「男の子の日」なのかもしれません。

骨盤周期が関係している?

骨盤周期

男性の生理についてよく言われている説の一つに、「『骨盤の周期』が関係している」というものがあります。

人間は二週間に一度のペースで骨盤が緩みます。これは男女関係なく起きる現象で、骨盤が閉じている「高潮期」にはやる気に満ちて体力もあるのですが、骨盤が開いている「低潮期」には男性も意欲がなくなり、疲れやすくなります。

ただし、「男の子の日」の場合は女性の生理とは異なり、骨盤の緩む周期が不定期と言われています。
また、骨盤の歪みは男性も女性も自律神経の乱れや様々な不調の原因にもなりますので、骨盤の状態にもきちんと目を向けることが大切といえます。

性欲にも変化・影響がある

性欲がなくなる

骨盤が開いているときは、男性も体を本能的に休める時期になるため性欲が減退します。これは、女性の生理にも同じことが言えます。

女性の「生理」との違い

女性の生理との違いは

女性の生理は、出血があったり、丸一日動けなくなるほど痛みが強い人がいたりします。

対して男性の生理は、目立った痛み等がないため、「なんとなく疲れているだけ」と思いがちです。
ですが、男性も気分があまりにも乗らなかったり、疲れがなかなか取れなかったりなどの症状があった場合、「男の子の日」の可能性があります。

そのようなとくは、無理をせずしっかりと休むことが大切です。

男性の生理にはどういう症状がある?

具体的に、「男の子の日」にはどのような症状があるのかをみていきましょう。

よくある症状として挙げられるのは以下の7つ。一つずつご紹介いたします。

無性にイライラしてくる・落ち着かない

イライラ

女性が生理前後の時期にイライラしたり、落ち着かなくなったりしてしまうなどの不調が出るのと同様に、男性も「男の子の日」でもメンタル面での不調が出てしまうことがあります。

例として、なんとなくイライラしたり、ささいなことが気になったりなどの症状があげられます。

急に落ち込む・ネガティブになる

落ち込む

男性が「男の子の日」になると、女性の生理の症状と同様に普段は気にならないような些細なことで落ち込んでしまったり、ネガティブになって抱えている悩みを大きく感じてしまったりすることもあります。

疲労感が取れない

疲れやすい

男性が「男の子の日」になると、いつもよりも疲れやすくなり、さらに疲労感がなかなかとれないという症状も現れることがあります。

なかなか寝られずに夜更かししてしまう

夜更かし

男性の骨盤が開き「男の子の日」になると、疲れやすかったり疲労感がとれにくいにも関わらず、寝つきは悪くなります。

男性も女性同様、なかなか寝付けず夜更かししてしまう人も。
疲れがなかなか取れず、朝からぐったり……なんて経験はありませんか?

何をしても憂鬱な気分になる

憂鬱

男性が「男の子の日」になると、ネガティブになってしまうだけでなく、何をしても楽しい気分にならず憂鬱な気分になってしまいます。

こんなときは、まずは自分がいま「男の子の日」であるという自覚をして、憂鬱な状態を受け入れてしまいましょう。

食欲がなくなる

食欲がなくなる

男性が「男の子の日」になると、食欲にも影響が出ます。いつもは大食いなのに、急に食欲不振になる人も。

特に体調不良でもないのになんだか食欲がわかない……というときは、もしかしたら「男の子の日」なのかもしれません。

性的欲求がなくなる

性欲がなくなる

上述した通り、男性が「男の子の日」になっている期間は本能的に体を休める時期になるので、性的欲求もなくなります。

男性の生理への理解度は?

まだまだその存在を周知されていない男性の「男の子の日」ですが、そもそも男性は「生理」に対してどの程度理解をしているのでしょうか。

男性は「女性の生理」への理解はあまりない

理解していない?

残念ながら、男性は「女性の生理」への理解はあまりありません。
生理は女性特有の現象であり、男性の身には起こり得ないことです。そのため、理解ができないのはある意味では当然かもしれません。

しかし、男性も最低限の知識をつけて理解をしておけば、カップルや夫婦の円満の秘訣に繋がります。

ここからは、簡単に生理についてご説明いたします。

生理について正しく理解しよう

生理について知ろう

ここで、女性の生理の基礎知識をご紹介します。

女性は生まれた時点で、卵巣の中に赤ちゃんをつくるのに必要な「卵胞」のもとを約200万個持っています。思春期になり出産の準備ができると、女性ホルモンの作用により、「卵胞」が定期的にひとつずつ排出されるようになります。

これを排卵といい、排卵が起きると子宮内膜をふかふかに膨らみ受精卵を受ける準備を始めます。このときに妊娠が起こらない場合、新しい内膜をつくりやすいように古い内膜は壊され、溶けて血液といっしょにはがれおちます。これが生理の仕組みです。

女性の生理が始まる前の時期は、心身ともに非常に不安定になります。生理前症候群により、心と体に様々な不快な症状が起こります。

身体的な症状
頭痛、下痢、ニキビ、肌荒れ乳房が張る・痛む、乳首が敏感になる、肩こり、腰痛など
精神的な症状
イライラ、憂鬱感、不眠、眠気、過食など
人それぞれ症状の種類や重さは異なりますが、腹痛も含めて生理の症状がひどい人は、痛みのあまり気を失ってしまったり自宅から出られなくなってしまったりするほどひどい人もいます。

「女性の生理」の大変さを知ろう

大変さを知ろう

出血や腹痛を伴う生理を経験することがない男性は、なかなか女性の生理の大変さを理解するのは難しいですよね。

1回の女性の生理は約5~8日間ほど続きます。1ヵ月のうちに4分の1は生理期間と考えると、多く感じますよね。
出血量は人によって差がありますが、生理初日には大きいナプキン3~4枚は取り換えないと足りない人もいます。

さらに、朝起き上がるときや席から立ち上がるときなどに血液がドバッとでるうえに、座り方が悪いとナプキンがずれることがあるので、生理中の女性はいつも無意識に気を使っています。

そのような不快な状況に加えて、上記でご紹介した様々な症状やかなりの腹痛が生じるため、よりイライラや落ち込む気持ちに拍車をかけてしまっているとも言えます。

また、腹痛は通常の便意に伴う腹痛とは異なり、レンガの塊のような重いものが下腹部に落ちてくる鈍痛と例えられています。

女性は生理中に男性に対してどう感じている?

どう思っている?

女性の中には、男性が生理について理解をしてくれていないと、ムダなケンカをすることが増えてしまいその男性と関係を続けるのが難しくなってしまうと考えている方も多いです。

中には、どうしたらもっと生理についてパートナーに理解してもらえるかを悩んでいる人も。

「女性の生理」を理解することの必要性

必要性

絶対に経験することのない男性が「女性の生理」について正しく理解をするのは、決して簡単なことではありません。
しかし、男性が少しでも知識をつけて理解をすることで、よりパートナーとの関係をよくすることができるのではないでしょうか。

また、彼女や奥様以外にも女性はたくさんいます。
生理について理解ができていれば、職場や友人関係においても適切な気遣いやマネジメントができるようになりますよ。

ここからは、生理を理解することの大切さ、女性はどのような気遣いを嬉しく思うのか、などを解説いたします。

「生理」を理解してより良い関係を築こう

そして、パートナーとの良い関係をずっと維持していくためには、男性が「生理」について少しでも理解をしていることをきちんと女性に伝えることが大切です。

大切なのは思いやりを持って接すること

気遣い

そこで大切なのは、どのような痛みなのかがはっきりわからなくても、女性は生理期間中にとてもく辛い思いをしているということを理解した上で、とにかく思いやりを持って接することが大切です。

女性側も「恥ずかしい」という気持ちもあって、どうしてもわかってほしいと男性に対して声を大にしてなかなか言えないものです。

そんなとき、こちらから先回りをして「~しようか?」「○○しておいたよ」と声をかけてあげれば、きっとあなたの優しさを喜んでくれることでしょう。

注意
大切なのは、相手の立場に立って考えることです。

とにかく放っておいてほしい人、何か美味しいものを食べたくなる人、眠気が強くなる人など、生理中の女性といってももいろんな人がいます。

気遣ったつもりが、実は自分の自己満足だった……なんてことがないよう気をつけてくださいね。

女性が喜ぶ気遣いとは?

女の子が喜ぶ気遣い

それでは、具体的にどのような気遣いをすれば女性は喜ぶのでしょうか。
例えば、デート中にトイレに寄る回数が増えたり、男性がさりげなく体調を気遣ってくれたりすると、女性は嬉しく思うようです。

実際にされて嬉しかった気遣いの行動とは?

嬉しかった気遣い

ここで、実際に女性が生理中に男性にされて嬉しいと感じた気遣いのエピソードをご紹介します。

  • 外出している時、お手洗い大丈夫?と声をかけてくれる
  • 薬や温かい飲み物を買ってきてくれる
  • 歩くスピードをいつもよりも遅くしてくれる
  • 腰をさすったり、温かい飲み物を作ってくれる

生理の辛さを少しでも緩和するには、体を温めてゆっくりすることが大切です。
しかし、生理中に自分で飲み物や薬を買いにいくのは辛いもの。そんなとき、さりげなく男性から温かい飲み物や薬を買って渡してもらうと嬉しいそうです。

  • デートをドタキャンしても怒らないで心配してくれた

生理の症状が重いと、デートはおろか、外に出ることすらままならない人もいます。デートの直前でドタキャンしてしまったのに、男性が怒らずに心配してくれて嬉しかったという声もありました。

  • 腰などをマッサージしてくれた

自分は何もできないからと、せめてマッサージでもと男性がマッサージをしてくれて嬉しかったという意見も。生理中は、脚がむくんだり、腰がだるくなったりしてしまうので喜ばれます。

おすすめ映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」

パッドマン

出典:Amazon

最後に、なかなか女性の生理に対しての理解が難しい男性におすすめの映画をご紹介いたします。

それは、「パッドマン 5億人の女性を救った男」
2018年に公開されたインドの映画で、R・バールキが監督を務めています。アクシャイ・クマール、ソーナム・カプール、ラーディカー・アープテーが出演しています。

「パッドマン 5億人の女性を救った男」のストーリー

インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用ナプキンが買えずに不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。研究とリサーチに日々明け暮れるラクシュミの行動は、村の人々から奇異な目で見られ、数々の誤解や困難に直面し、ついには村を離れるまでの事態に…。それでも諦めることのなかったラクシュミは、彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり、ついに低コストでナプキンを大量生産できる機械を発明する。農村の女性たちにナプキンだけでなく、製造機を使ってナプキンを作る仕事の機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――。

出典:パッドマン公式サイト

「パッドマン 5億人の女性を救った男」の口コミ

ストーリーもおもしろい!
映画史上初めて、生理用品がテーマになった映画です。女性の事情について考えさせられるし、話自体もテンポよく進んでラストは爽快感もあってとても面白いです。

あまりポピュラーでない題材だからと敬遠せず、ぜひ観てみてほしい良作。

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まとめ

症状には個人差があるので、なかなか理解することが難しい「生理」。
少しでも知識をつけて、思いやりをもって相手と接することが円満に関係を築く秘訣です。

また男性も、「なんとなく体がだるい」「疲労感がいつもよりも取りずらい」「なかなか仕事が捗らない」など不調を感じたら、ただの怠惰ととらえずに、しっかりと体を休め、ご自身をいたわってあげることが大切ですよ。