たっぷり泡立てた洗顔料で洗う「泡洗顔」は、洗顔方法の基本。「泡洗顔は肌によくない」という噂もありますが、これは間違いです。
ただし、やり方を間違えるとよくない面があるのも事実。
今回は、よくない泡洗顔の方法と、正しい泡洗顔の方法を解説します。泡洗顔におすすめのグッズや洗顔料もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
泡洗顔はよくないというのは嘘!
結論からいうと、泡洗顔は肌によくないというのは間違いです。
泡洗顔は、肌に負担がかからない、基本的かつ正しい洗顔方法なのです。泡洗顔をするメリットは以下の通り。
- 手と顔の摩擦を減らすことができる
- 泡立てることで、洗顔料の濃さが適度になる
まず、肌にとって大敵なのが摩擦などの刺激。しっかり泡立てた洗顔料で洗うことにより、泡がクッションの役目を果たして肌に負担をかけずに済みます。
また、洗顔料を泡立てるためには、水を足さなければいけません。
こうして、水を足すことにより洗顔料の濃度が適度になるというメリットもあります。
洗顔料はペースト状のままだと洗浄力が高すぎて、肌に強い刺激を与えてしまいます。
洗浄力を調整するという面でも、泡立てずに洗顔をするのはよくないのです。
「よくない」のは使い方を間違えたとき
では、なぜ「泡洗顔はよくない」と考えてしまう人がいるのでしょうか。それは、泡洗顔のやり方を間違えてしまう人がいるため。
手順を間違えたり泡洗顔のやり方を誤解したりしていると、肌によくない影響を与えることがあるのも事実です。
ここで、よくない泡洗顔のやり方をご紹介します。
泡作りに手間取りすぎる
泡洗顔をするには、当然洗顔料を泡立てる時間がかかります。
泡立てが苦手な方や、念入りに泡立てすぎてしまう方は、その間にせっかく濡らした顔が乾いてしまうことも。
乾いた肌に泡をのせると、肌の乾燥を招き洗い上がりがつっぱってしまうためよくないのです。
泡が多ければ洗浄力が上がるというわけではないので、大量に泡立てても意味はありません。
洗顔料は適量を使い、顔が乾いてしまう前に手早く泡立てましょう。
洗顔時間が長すぎる
泡洗顔にかける時間が長すぎると、泡が必要な皮脂まで落としてしまって肌が乾燥しやすくなります。
泡洗顔をするのに適切な時間は20秒。
泡は洗浄成分であって美容成分ではないので、長く肌にとどまらせるのはよくないのです。
特に乾燥肌の方は、手早く洗ってすぐに流すようにしましょう。
肌をゴシゴシ・クルクルする
泡でしっかり汚れを落とそうと、しつこくゴシゴシ・クルクルしてしまうのも肌によくないこと。
先にも触れたように、デリケートな肌にとって摩擦の刺激は大敵です。
泡洗顔をするときは、指先に力を入れず、泡を転がすイメージで軽く動かしましょう。
すすぎ後ゴシゴシ拭きとる
泡洗顔後に限ったことではありませんが、タオルでゴシゴシ顔を拭くのはよくないやり方です。
繰り返しになりますが、肌にとって摩擦の刺激はよくないものです。
特にタオルは手よりも摩擦が大きく、肌への負担大。
泡洗顔が終わった後は、柔らかいタオルを軽く押し当て、水気を吸い取るように拭きましょう。
泡洗顔の正しいやり方をおさらい
よくない泡洗顔のやり方がわかったところで、正しい泡洗顔の方法をおさらいしましょう。
- 手をハンドソープで洗い、清潔にする
- ぬるま湯で、顔を予洗いする
- 洗顔料を適量手に出す
- 数回に分けて少量ずつ水を加え、泡立てる
- 泡を顔に乗せ、こすらないように20秒ほど洗う
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
- 柔らかいタオルで、優しく水気を取る
- しっかりと保湿する
泡作りにおすすめの泡立てネット
手で洗顔料を泡立てるのが苦手な方には、泡立てネットがおすすめ。泡立てネットを使うと、濃密な泡を誰でも手早く作ることができます。
手で泡立てるよりずっと簡単なので、毎日の洗顔が楽しくなりますよ。
DHC泡立てネット
大きめ500円以下
- メーカー:DHC
- 価格:396円
- 大きさ:18×23cm
たっぷり空気を含ませられる
「DHC」の「泡立てネット」は、通常の泡立てネットよりやや大きめのサイズ。空気をたっぷり含むギャザー構造なので、手早く大量の泡を作ることができます。
原料から製品加工まで全て国内にこだわっているのもDHCならではのポイント。洗顔に使うものなので、安全性にこだわりたいという方におすすめです。
また、口コミでは丈夫で3年以上も使えたという声もあり、とてもコスパがいい商品です。
DHC泡立てネットの口コミ
初めて購入しました
約1週間使用してみましたが、泡立ちは申し分無いです。洗顔料の消費も減り、しかもしっかり泡立ってくれるので、大満足。お値段も割安で、コスパがいいと思います。
ホイッパーミニ
500円以下丈夫
- メーカー:小久保
- 価格:308円
- 大きさ:18×2.5×21cm
ホイップクリームのような泡が作れる
「ホイッパーミニ」を販売している「小久保」は、もともと台所の三角コーナーにつけるネットを販売していた会社。その三角コーナー用ネットを応用して作られたのが、この「ホイッパーミニ」です。
その名の通りホイップクリームのようなきめ細かい泡が作れるのが、「ホイッパーミニ」の特徴。縦長の形状なので、作った泡を残さずしごき取れます。
繊維がしっかりしていて壊れにくく、長く使える泡立てネットです。
ホイッパーミニの口コミ
使いやすい
洗顔料をつけて適当にモミモミするだけでモコモコの泡ができます。安いですが他の洗顔ネットに劣るところはありません。
コスパ良し
見た目は値段相応の安っぽさです。でも、ある程度の周期で買い換えていくものなので、値段と品質のバランスはいいと思います。
awa hour(あわわ)
泡立て器カラバリ豊富
- メーカー:富士
- 価格:1,079円
- 大きさ:10×10×15.5cm
きめ細かい泡が自慢
「あわわ」は、泡立てネットではなくスティックを回して泡を作るタイプの洗顔泡立て器です。
特徴は泡立てネットよりさらにきめ細かい泡がたっぷり作れること。毎日の泡洗顔で泡の質にしっかりこだわりたい方におすすめです。
カラーや容量が違うタイプがいくつか販売されているので、自分の好みのものを選んでみてください。
awa hour(あわわ)の口コミ
すごい!
今までは泡だてネットを使っていましたが、泡立つまでに時間がかかっていたいので「あわわ」を購入しました。今までのネットは何だったのかと思うほど、きめ細かい泡がたっぷり作れます。
THE BUBBLE NET
大きめしっかり泡立つ
- メーカー:BULK HOMME
- 価格:648円
- 大きさ:不明
素早く濃密な泡を作る
男性に人気のスキンケアブランド「BULK HOMME」の泡立てネットで、「BULK HOMME」シリーズのイメージに合う大人っぽいデザインと男性の手のサイズに合わせた大きめサイズが特徴です。
洗顔ネットとしては少し高めですが、その価値があるという口コミも多い人気商品です。「BULK HOMME」の洗顔料やボディウォッシュと「THE BUBBLE NET」が一緒に購入できるお得なセットもおすすめです。
THE BUBBLE NETの口コミ
値段に納得
箱から出して、まず、ネットなのにシルクのようにしっとりした感触に感動。
使用してみると、フワフワどころかモチモチの泡ができました。数百円の差でここまでいい経験ができるなんて。
バブルポーチ
500円以下便利
- メーカー:イシハラ
- 価格:490円
- 大きさ:12×18×4cm
ネットの中に石鹸を入れて使える
固形石鹸タイプの洗顔料を使っている方には、「イシハラ」の「バブルポーチ 」がおすすめ。
中に石鹸を入れて泡立てられる構造なので、使いやすくて便利です。サンプルサイズの石鹸や、小さくなってしまった石鹸も無駄なく使い切ることができます。
出し入れ口をリボンで締めることができるので、石鹸の飛び出しも防止してくれます。口コミでも人気の高い、おすすめ商品です。
バブルポーチの口コミ
便利です
ポーチ状になっていて、固形石鹸を入れて使えるタイプを探してました。石鹸を入れて、フックなどにぶら下げておけるのでとても便利です。ネットが二重になっているので、泡立ちも文句なし。
口コミで人気の泡洗顔料のおすすめ5選
「泡立てるのが面倒くさい」「朝は泡洗顔をしている時間がない」という方には、泡で出てくる泡洗顔料がおすすめ。
ワンプッシュできめ細かい泡が出てくるので、時短をしながら肌をいたわれますよ。
泡で出てくる洗顔料をはじめ、泡洗顔におすすめの洗顔料を5つご紹介します。
Dフェイシャルソープ
敏感肌向け乾燥肌向け
- メーカー:コラージュ
- 価格:1,173円
- 容量:150ml
低刺激で皮脂を落としすぎない
「コラージュ」の「Dフェイシャルソープ」は敏感肌・乾燥肌の方向けに開発された低刺激な泡洗顔料です。
脱脂力がマイルドなので、肌に適度に皮脂を残して優しく洗い上げます。
また、泡切れがよくすすぎでよく落ちるので、肌に石鹸成分を残しません。
Dフェイシャルソープの口コミ
肌に優しい
いつもの洗顔料では刺激を感じたので、調剤薬局で見た「Dフェイシャルソープ」を試しに購入しました。皮脂を取りすぎないということが、使用感からもわかります。つっぱることがなくツルツルに洗い上げてくれるので乗り換え決定です。
MARO リッチホイップ
オイリー肌向け泥洗顔
- メーカー:MARO
- 価格:962円
- 容量:100g
濃密な泡!
泡立てが苦手な方には、「MARO」の「リッチホイップ」のような泥洗顔がおすすめです。
泥の粘りがあるため、泡が消えにくく誰でも濃密な泡が作りやすいのがその理由。
また、ミネラルアイスクレイが泡立ちをサポートし、さらに皮脂や汚れを吸着します。皮脂が多く、水分バランスがよくない男性の肌をすっきり洗い上げて整えます。
さらに、シェービングフォームとしても使えるため、男性にとっては一石二鳥。オイリー肌の男性におすすめの洗顔料です。
MAROリッチホイップの口コミ
しっとり&さっぱり
毛穴の汚れが気になり購入してみました。泡立てネットを使用すると、とても濃密な泡が出来ます。仕上がりはややさっぱりしていて、皮脂をよく落とす感じがします。普通の泡洗顔より、毛穴の汚れがよく落ちるためおすすめです。
アトレージュ フェイスウォッシュF
敏感肌向け抗炎症作用
- メーカー:アンズコーポレーション
- 価格:2,628円
- 容量:150ml
肌の内面からサポート
「アトレージュ フェイスウォッシュF」は、肌の見た目だけではなく、内面から美しく健やかな肌を作る洗顔料です。
肌荒れを抑える抗炎症成分と、洗い上げた後も潤いを保つ保湿成分が特徴。肌に優しい成分のみ使われているため、アトピーの方や超敏感肌の方も安心して使えます。
アトレージュ フェイスウォッシュFの口コミ
敏感肌でもOKです
極度の敏感肌で、どの洗顔料を使っても乾燥と肌荒れに悩まされていました。しかし、「アトレージュ フェイスウォッシュF」を使用してからは肌トラブルが激減。敏感肌用のブランドという看板に偽りなしです。
TBC urumio モイストウォッシュ
炭酸泡洗顔ヒアルロン酸配合
- メーカー:TBC
- 価格:2,700円
- 容量:180g
うるおいを守りつっぱらない
「モイスト ウォッシュ」はエステで有名な「TBC」の洗顔料です。出てくる泡には炭酸が含まれているため、汚れを浮かせる効果とマッサージ効果、血行促進効果があります。
さらに、保湿成分の吸着型ヒアルロン酸配合でみずみずしく洗い上げ、肌のキメを整えます。
TBC urumio モイストウォッシュの口コミ
泡洗顔ならこれ!
ワンプッシュで濃密な泡が出てきます。じわーっと暖かくなり、血行促進されている感覚があります。多少肌が火照るような感じも。無添加処方なのと、多数の保湿成分が含まれているので、ポイント高いです。
キュレル 泡洗顔料
敏感肌向け敏感肌向け
- メーカー:Curel(キュレル)
- 価格:1,296円
- 容量:150ml
敏感肌の方に
の「キュレル」は、敏感肌の方からとても人気があるスキンケアブランドです。そんな「キュレル」の泡洗顔料は、洗顔で流れ出しがちなセラミドを守りながら洗うため、洗顔後も肌の潤いが失われません。
さらに、消炎成分配合で肌荒れも鎮め、予防。
他の洗顔料が肌に合わない敏感肌の方は、試してみてはいかがでしょうか。
キュレル 泡洗顔料の口コミ
きちんと洗っても乾燥しすぎず、乾燥肌の私にあっています。肌が荒れてる時に使っても、刺激を感じません。そこまで安くはないですが、肌荒れなどに困ってる人には良いと思います。
まとめ
繰り返しになりますが、「泡洗顔がよくない」というのは間違った知識です。
もし泡洗顔で肌によくない影響が出ている方は、泡洗顔自体がよくないのではなく、間違ったよくない洗顔方法をしている可能性があります。
今回ご紹介した正しい泡洗顔の方法を実践して、「泡洗顔はよくない」というイメージを払拭してみてください。