皮脂が多い男性、ニキビが多い男性、乾燥でカサカサの男性。
こういった肌トラブルを改善するためにスキンケアを努力するのはとても大切ですが、やり過ぎたスキンケアは逆効果になることも。
今回は、男性の正しい洗顔回数とそれぞれの肌の悩みに適した洗顔回数をご紹介していきます。
自分の肌コンディションに合わせてスキンケアをしていきましょう!
目次
自分の肌タイプに合わせて洗顔の回数を見直そう
基本的に洗顔の回数は1日2回が標準とされています。
でも朝と夜の1日2回の洗顔は、実は男性それぞれの肌質にベストな方法を取り入れることこそ、トラブルのない美肌を目指すポイントになります。
それでは、乾燥肌やオイリー肌、それぞれの肌質にベストな洗顔法、回数などをじっくりとチェックしてみましょう。
乾燥肌タイプの男性
男性の肌質に多い乾燥タイプの場合は、うるおい・油分・栄養成分が一般的な肌質よりも不足・減少しているため、保湿に特化した洗顔法、洗顔料などを使うことがポイントになります。
洗顔の回数は 1日1回~2回
乾燥タイプの男性の場合は、うるおいを補ったり、残して洗うことがバリア機能を高め、肌質を丈夫に強化できるポイント。
そのため、朝は32℃程度のぬるま湯のみ、夜はしっとり保湿成分がメインにブレンドされた洗顔料を賢くチョイスしてみましょう。
混合肌・オイリー肌タイプの男性
乾燥とべたつきの両方が気になる混合肌、皮脂分泌が過剰なオイリー肌の場合は、実はうるおいが不足していることで肌質が不安定になっているケースも。
揺らぎやすい肌質をいつも安定できるよう、次の洗顔法・メソッドを把握しておきましょう。
洗顔の回数は 最低1日1回
混合肌・オイリータイプの男性の場合は、1日最低でも1回、ベストは2回の洗顔回数が美肌効果を引き出すコツになります。
洗顔料は、保湿や収れん、さっぱり系など、しっとりとさらさらの両方をお肌に与えてくれるような機能が充実した化粧品をチョイスするようにしましょう。
混合肌・オイリー肌の場合、洗う順番は皮脂分泌が多いTゾーンからスタートし、皮膚が薄いことでデリケートな性質を持つ目もと、頬の順番でソフトなタッチで洗顔してみましょう。
敏感肌タイプの男性
一般的な肌質よりも刺激や摩擦に弱い敏感肌タイプの場合は、お肌に負担をかけない、やさしさ第一の洗顔が美肌を維持するポイントになります。
敏感肌を健やかな肌質に強化するため、毎日の洗顔とスキンケア、ライフスタイルの過ごし方も見直す必要があるかもしれませんね。
洗顔の回数は1日1回がベスト
敏感肌タイプの男性の場合、洗顔は1日1回がベストですが、洗顔料の使用は1日2回でも許容範囲です。
過度な洗顔によってうるおいを洗い流してしまうと肌を守るバリア機能のが低下します。それによって、敏感肌の改善や予防が遠のいてしまうことにつながります。
朝または夜、スキンケア成分が肌の上に残っている、汗や皮脂の分泌でお肌に不快感を感じる、そんなシチューエーションに合わせて、1日1回~2回の洗顔料を使うメソッドを取り入れてみましょう。
ニキビや毛穴汚れが気になる男性
お肌がときに汚れたように見えてしまったり、お顔立ちに違和感を感じることも多いニキビや毛穴汚れ。
ニキビや毛穴汚れのトラブルは、お肌を清潔な状態に整えることや、規則正しいライフスタイルを送ることが美肌のポイントになります。
1日2回丁寧な洗顔を
ニキビや毛穴汚れの洗顔も、1日2回が基本の洗顔回数です。賢く洗顔料を選ぶためには、収れんや洗浄作用、殺菌作用に優れたタイプや、薬用・医薬部外品などのニキビ用洗顔料が効果的です。
汚れが溜まりやすいTゾーン、アゴ、眉の間、小鼻などは、できるだけ丁寧に、指の腹を使ってくるくるとマッサージするように洗顔してみましょう。
美容大国である韓国の洗顔回数は多い?少ない?
男性の美容市場が日本の数倍以上と言われている美容大国の韓国では、洗顔の回数に日本男性とは大きな違いがあるんです。
韓国の美容は、常に目が離せない役立つ美容情報が隠されているので、いったいどんな洗顔法・回数がスタンダードとなっているのか、とても気になりますね!
韓国では、朝・帰宅時・就寝前の1日3回が基本
実は韓国では、朝・帰宅時・就寝前の1日3回の洗顔回数が基本となっています。もちろん男性によってそれぞれ工夫して洗顔をしているのですが、洗顔料を使う回数は、1日3回が基本となっているようです。
ちょっとした肌荒れであっても、すぐに美容クリニックに行くことが基本の韓国では、男性の美意識も高く、その日のお肌コンディションに合わせた洗顔法を上手に取り入れ、健やかな美肌を維持しています。
男性諸君、洗顔のやり方を徹底的に見直そう!
ここからは、男性の基本の美容ケア、洗顔の仕方を見直すための正しいポイントについてチェックしてみましょう!
洗顔のポイントとは?
意外に押さえていないことが多い洗顔のポイント。できるだけ早めに理想のメンズ美肌に変えていくため、次のようなコツをしっかりと習慣化していきましょう。
洗顔料はしっかり
洗顔料の泡立てが不十分だと、お肌に刺激や摩擦が必要以上にかかったり、不要な汚れを洗浄できないデメリットがあります。
ネットを使って泡を作り、手のひらをさかさまにしても落ちない、弾力と適度な硬さのある泡が理想的です。
力加減はソフトに触れる程度で十分
洗顔料は、お肌の上にのせるだけでもその洗浄力を発揮するといわれています。指の腹を使って、できるだけ手肌がお肌に触れないよう、泡だけで洗うイメージを持ってみましょう。
すすぎはぬるま湯でしっかり行おう
泡立てや洗浄がひととおり完了したら、次は32℃程度のぬるま湯で丁寧にすすぎを行いましょう。洗い残しがないよう、すすぎは最低でも30回以上行うことがポイントになります。
やってはいけないのは洗顔NG集
今まではなかなか気付くことができなかった、やってはいけない洗顔例。メンズの魅力がお肌トラブルで半減してしまわないよう、見落としがちな注意点についてもご紹介しますね。
ごしごし洗いは肌を傷つける
男性は、特に力を入れて洗顔することが多いよう。ゴシゴシ洗いは、お肌に必要なうるおいを洗い流してしまったり、必要な角質を傷つけてしまうデメリットがあるのです。
何回も洗顔をするのは逆効果に
美容効果を高めようと、何度も洗顔してしまう男性、意外に多いのでは?
洗いすぎ・洗顔料の使い過ぎは、お肌に必要以上に刺激や摩擦を与えてしまい、バリア機能の低下で、シワやシミ、たるみなどのエイジングサインが悪化してしまうリスクも。
大切なメンズのお肌を傷つけないよう、洗顔の正しい回数を徹底していきましょうね。
いい加減なすすぎによる洗い残しに注意!
メンズの肌荒れやニキビは、実は洗顔料が十分に洗い流せていないことで、お肌に雑菌が繁殖してしまう原因があります。
忙しい毎日を過ごしていると、すすぎがおろそかになってしまうことも多いため、すすぎだけでも意識して時間をかけるよう、今までの洗顔方法や習慣を変える努力を!
まとめ
毎日の洗顔法は、とても奥が深いメソッドもたくさん隠されているんですね。お肌トラブルがなかなか改善しない、美肌コンディションを維持したい男性のみなさんは、まずは初心にかえり、基本となる洗顔の方法に意識を向けてみてはいかがでしょうか?
洗顔方法がが変われば、きっと今までとは違った美肌の変化に気付けるはずです。