スキンケアで顔がヒリヒリ痛む?原因と対処法を徹底検証!

衣類・コットンの摩擦で肌がヒリヒリする

男性のお肌は、年代にかかわらず、毎日の食事の栄養バランスのみだれや睡眠不足などが原因で、バリア機能が低下します。

いつものスキンケアアイテムでお手入れしても、ヒリヒリとした刺激を肌に感じてしまうことがあります。いつもと変わらないお手入れなのに、お顔がヒリヒリ痛みを感じてしまうと、それだけでちょっぴり不安になってしまいますよね。

ここでは、男性が美肌を維持するためにお顔が敏感でヒリヒリと痛む原因やとっておきの対処法をわかりやすくお伝えしていきます!

男性の肌が敏感になってしまう原因

男性がお顔のヒリヒリを感じても、具体的な対処法やそもそもの原因がわからないことも多いでしょう。ここでは、お顔がヒリヒリする根本的な原因、お肌が敏感になってしまう要因やメカニズムについてチェックしてみましょう。

肌のバリア機能が低下している

肌のバリア機能が低下している

お肌のバリア機能とは、外的な刺激や摩擦、紫外線ダメージからお肌を守るための機能のことをいいます。バリア機能の低下は、お肌を健やかにキープするためのうるおい・油分・栄養成分が不足し、お肌の表面・角質層ともに乾燥した状態になっています。

そのため丁寧なスキンケアをしているつもりでも、そもそものやり方が間違っていたり、保湿作用がないスキンケアアイテムを使っているなど、間違ったケアがお肌のバリア機能につながってしまうのです。

菲薄化(ひはくか)の発生

あまり聞きなれない、目にすることも少ない菲薄化(ひはくか)は、このネーミングからもイメージできるように、カラダやお顔を外的な刺激、摩擦から守るための皮膚そのものが薄くなっている状態のことをいいます。

男性の場合、毎日髭剃りをカミソリやシェーバーで行う習慣があるので、必要な角質までもがはがされてしまい、菲薄化(ひはくか)につながりやすいウィークポイントがあります。

その他にも、お肌の菲薄化(ひはくか)は、

  1. 加齢によって真皮層のコラーゲンが減少する
  2. ホルモンバランスのみだれいよって、お肌の水分量が低下する
  3. 刺激や摩擦を与えるスキンケア、余計な刺激

などが原因といわれているため、お肌をいたわるライフスタイル・スキンケアを習慣化することがヒリヒリの改善・予防につながります。

若い男女でも起こる可能性はある!

菲薄化(ひはくか)は一般的に、年齢を重ねた男性・女性によく見られるお肌トラブルとなっているのですが、間違ったスキンケア・不規則なライフスタイルを送っていると、若い世代でも起こりやすくなるといわれています。

肌が敏感になったときに起きる症状

お肌がいつもよりもデリケートになっていると感じた時、次のような症状・トラブルが起こりやすくなります。知っておきたい敏感肌の状態・症状についてまとめてチェックしてみましょう。

スキンケアによる炎症で顔が痛い

スキンケアによる炎症で顔が痛い

バリア機能が低下し、うるおいや油分、栄養成分が満たされていないお肌の状態は、どんなに安心・安全な処方のスキンケアアイテムでも、炎症やヒリヒリ、お顔の痛みを感じてしまうことがあります。

ヒリヒリや赤み、炎症や痛みは、そのままにお肌にシミや色素沈着として残ってしまうリスクがあるため、日々の丁寧・正しいスキンケアを習慣化することがポイントになります。

衣類・コットンの摩擦で肌がヒリヒリする

衣類・コットンの摩擦で肌がヒリヒリする

いつもはそんなに刺激を感じない衣類の脱ぎ着き、コットンでのスキンケアでも、敏感になっている分、衣類やコットンの繊維がお肌に摩擦を与え、赤みやヒリヒリにつながってしまうことがあります。

顔がヒリヒリする時の対処法

女性の場合は、毎日メイクをすることが一般的なので、ファンデーションなどでお肌を外的な刺激・摩擦からガードすることができるのですが、男性の場合は、この方法はちょっぴりハードルが高いですよね。

ありのままの素肌が健やかで丈夫になるよう、ここからはお顔がヒリヒリしてしまったときのとっておきの対処法についてご紹介しましょう◎

洗顔・クレンジングはやさしく・短時間で行う

洗顔・クレンジングはやさしく・短時間で行う

洗顔・クレンジングは、ソフトなタッチを意識しないと、余計に刺激や摩擦を与え、バリア機能をキープするためのうるおいまでもが洗い流されてしまいます。

お肌のうるおいを残したり、皮脂を適度に補う、保湿に特化した洗顔料・クレンジング料をチョイスして、できるだけ力を入れずに洗い流していきましょう。

長時間の洗顔は敏感肌の原因に

あまり長い時間、洗顔やクレンジングを行ってしまうと、こちらも同じようにうるおいが減少し、バリア機能の低下につながります。できるだけスピーディーに、すすぎだけは時間をかけて、30回以上を目安に行ってみましょう。

スクラブ洗顔料を使う時は、目を痛めないよう注意!

スクラブ洗顔料を使う時は、目を痛めないよう注意!

メンズに特化した洗顔料には、べたつきやテカリを改善・予防する、スクラブ入りの洗顔料もラインナップが多いですよね。

スクラブが配合された洗顔料を使う際には、目を傷めないように注意し、できるだけ目もとや口もとを避けて洗顔するようにしましょう。スクラブがお肌に残ってしまうと、雑菌の繁殖や水分の減少につながるため、すすぎは丁寧に、30回以上を目安に行ってくださいね。

保湿ケアをしっかり行いバリア機能の維持する

デリケートな肌質を健やかに、強化していくためには、なんといっても保湿ケアが肝心のステップになります。

男性が化粧水やクリームなどを選ぶ際には、

  • 敏感肌にも安心安全なセラミド配
  • お肌をたっぷりのうるおいで満たしてくれるヒアルロン酸入り

などのスキンケアアイテムを継続して使うと、徐々にお肌の乾燥が改善でき、うるおい満ちたメンズの美肌に整えていくことができますよ。

ワセリンで顔がヒリヒリすることもあるので注意!

ワセリンで顔がヒリヒリすることもあるので注意!

お肌が敏感になっていて、ヒリヒリと痛んだり、赤みがある場合は、ワセリンを活用する男性も多いことでしょう。

赤ちゃんのデリケートな肌質にも安心・安全に使えるワセリンは、余分な成分を一切含まず、上質なオイル美容成分のみを使った、純度の高いスキンケアアイテム。

でも、、、バリア機能の低下によって、お肌のコンディションが良くない場合は、このワセリンであってもヒリヒリや痛みを感じてしまうことがあります。もし、ワセリンでお顔の保湿ケアをするのなら、あらかじめ腕などでパッチテストをし、異常がないかどうかを確認しておきましょう。

紫外線から肌を守る

紫外線から肌を守る

紫外線によるダメージは、シミやくすみの原因となるばかりではなく、メンズのお肌を健やかに維持するためのコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなど、体内で産生されている美容成分を破壊してしまうリスクがあります。

帽子や日焼け止め、サングラスなどを活用して、日々の紫外線対策を徹底してみましょう。

意外に知られていないのですが、紫外線は天候や季節にかかわらず、いつでも降り注ぐ性質を持っています。自宅や日陰にいるからと油断せず、常に日焼け止めを塗る習慣を持つことがポイント◎

男性にもパウダーファンデがおすすめ

お肌がデリケートになっている場合、日焼け止めによる負担が心配な場合は、メンズ専用のパウダーファンデを活用することもおすすめ!

パウダーファンデには、特にSPF表示がなくても、配合されている酸化チタン・シリカという成分によって、SPF30程度の紫外線カット効果を期待することができるんですよ。

日焼け止めは低刺激商品を選ぶ

市販・通販ともに豊富なラインナップがある日焼け止めは、赤ちゃんも使えるような植物成分配合、オーガニックや低刺激などを選ぶと、お肌に余計な負担をかけることなく、効率的に紫外線対策ができます。

肌へ刺激となる物質・行動を避ける

男性の中では日常からお肌に気を使っていない人もいます。でも、お肌に刺激となる物質・行動は避けるようにしましょう。

  1. 化学繊維を使った衣類やインナー類
  2. カミソリやシェーバーを直接肌にあてる
  3. 汚いままの手で顔を触る

などがあるため、早めに本来の健康的な肌質を取り戻すためにも、お肌を休ませるイメージを持ってみましょう。

原因の特定が出来ない時は、悩む前に皮膚科へ

お顔のヒリヒリが長引いたり、そもそもの原因がわからない場合は、専門家によって本格的・安心安全なケアが受けられる、皮膚科への受診もおすすめです。

皮膚科では、お肌の状態をじっくりとチェックしながら、ヒリヒリの原因にマッチした塗り薬・漢方薬などの処方を受けられるため、自己判断してしまうよりも安心です。

まとめ

まとめ

お顔がヒリヒリ痛いと、大切なパートナーとのステキなひととき、集中しなければならないビジネスのシーンでも、気が散ってしまいますよね。

大切な時間を充実して過ごせるよう、早めの対策・正しいスキンケア・規則的な生活を送ることで、男性本来の健やかな美肌を取り戻していきましょう!