髭剃りとニキビの関係とは？お悩み解決方法まとめ

髭剃りをするとニキビができ、ニキビができると髭剃りがしづらい、そんな悪循環に悩んでいませんか？
髭剃りは肌に大きな負担を与えるのでニキビができる原因になりやすく、またカミソリの刃でニキビが潰れると、既にあるニキビがひどくなる原因にもなります。
今回は、そんな髭剃りとニキビの関係や、原因を絶って改善する方法について詳しく解説していきます。

髭剃りをするとニキビができる原因は？

治りづらく悩みの種になりやすいニキビは、もしかすると毎日の髭剃りが原因かもしれません。
ニキビの原因になりやすい髭剃りの方法や、できてしまったニキビを改善する方法をご紹介していきます。

カミソリ・シェーバーが清潔でなく、雑菌が繁殖している

カミソリやシェーバーの刃が清潔でない、というのが、まず考えられる原因の一つです。
ニキビの原因は、アクネ菌が毛穴に侵入して炎症を起こすことです。
またニキビに似た吹き出物として、ブドウ球菌が原因の毛嚢炎もあります。
これらの菌が肌につかなければ、そもそもニキビなどの肌トラブルは起こらないのです。
髭剃り後にカミソリやシェーバーを濡れたまま放置したり、髭の毛くずやシェービングクリームの成分が刃に残っていると、これらを餌にして雑菌が繁殖します。
また、カミソリの刃がニキビの先端を剃ってしまい、ニキビが潰れるのも広範囲にニキビが広がる原因です。
既にニキビがある頬に髭剃りをするときは、ニキビが潰れることがないようその場所を避けて剃るようにしましょう。

カミソリ・シェーバーが劣化していて肌への負担が大きい

カミソリやシェーバーの刃が劣化すると、切れ味が悪くなって肌に負担を与えます。
毛をしっかり切れずに毛穴を引っ張ってしまったり、刃こぼれしていて肌に傷をつけたりと、劣化したカミソリを使うのは肌にとってデメリットだらけです。
特に頬の皮膚は薄くて敏感なので、少しの刺激でも毛穴が炎症を起こしてしまいます。
顔に使うカミソリの交換期間は、約2〜3週間が推奨されています。
体の皮膚は頬に比べて強いので、切れ味が落ちてきたカミソリは体のムダ毛処理用に降格し、敏感な頬には常に新しいカミソリを使いましょう。

肌に直接刃を当てて剃っている

乾いた頬にそのままカミソリを当てたり、頬を濡らしただけで髭剃りをしていませんか？
髭剃りが原因のニキビを防ぐためには、必ずシェービングフォームやクリーム、ジェルなどを使って髭剃りをしましょう。
シェービングクリームを使うとカミソリの刃が肌をスムーズに滑り、摩擦が減って肌のダメージを軽減します。
ただしフォーム状のものはニキビの凹凸が埋まって見えにくくなり、ニキビを剃り落として潰れることがあるため注意しましょう。
既にニキビがひどい方は、髭剃りでニキビが潰れるのを避けるため、視認性が良い透明なジェルを使うのがおすすめです。

髭剃りの後何も肌につけない

ニキビは、アクネ菌だけではなく過剰な皮脂の分泌も原因の一つです。
髭剃りの時には髭と一緒に肌の角質層も削るので、元から薄い頬の肌が更に薄くなってデリケートな状態になっています。
そんな髭剃り後の頬に何もつけないでいると、薄くなった肌から水分が蒸発し、乾燥してしまいます。
肌の乾燥を防ぐために毛穴が皮脂の分泌量を増やすので、過剰な皮脂で原因で毛穴が詰まり、ニキビができてしまうのです。
髭剃り後には必ず化粧水や乳液でスキンケアをして、デリケートな頬の皮膚を保護しましょう。
既にニキビがある場合には、殺菌効果のある薬用化粧水を使うと治りが早くなります。

カミソリ・シェーバーの使い方が良くない

清潔で切れ味のいいカミソリを使っていても、使い方が良くないとニキビや肌荒れの原因になります。
具体的には、強い力で頬に刃を押し当てたり、何度も同じ場所を繰り返し剃ったりすると、肌に刺激を与えてニキビができやすくなります。
男性は髭剃りをするとき170回ほどカミソリを動かすと言われていますが、うち120回は同じ場所を重ねて剃っているというデータも。
薄くてデリケートな頬の皮膚にダメージを与えないためにも、カミソリはなるべく軽い力で当て、少ないストローク数で髭剃りを完了できるようにしましょう。

肌が乾燥気味、日頃からスキンケアしていない

上の項目でもご紹介した通り、肌の乾燥もニキビの原因となります。
洗顔や髭剃りなどで肌に刺激を与えたあと、そのまま放置すると毛穴が開きっぱなしになり、開いた毛穴からどんどん水分が蒸発してしまいます。
洗顔や髭剃りの後には、デリケートになった肌に水分を補給し、毛穴を閉じて保湿する必要があるのです。
肌に十分な水分量があれば皮脂の分泌量も減り、毛穴の詰まりが起こりにくくなります。
今ニキビがなく健康な肌の方も、後々の肌トラブルを防ぐためにスキンケアは必須なのです。

髭剃りによるニキビを防ぐ方法6選

それでは、どのようにすれば髭剃りが原因のニキビを防げるのでしょうか。
具体的な対策方法について、解説していきます。

カミソリ・シェーバーを清潔に保つ

カミソリやシェーバーを清潔に保つのは、ニキビをはじめとした肌荒れを防ぐ基本です。
髭剃りの後、カミソリやシェーバーの刃は毎回必ず洗浄し、すぐに乾くよう風通しのいい場所に立てて保管しましょう。
電気シェーバーを購入する場合は、洗浄機能付きのものや丸洗い可能な機種を選ぶと長く清潔に使い続けられます。

カミソリ・シェーバーの刃をこまめに変える

カミソリやシェーバーの刃を、前回いつ変えたか思い出せないほど長く使い続けていませんか？
同じ刃を長く使い続けると汚れが溜まって不衛生になりますし、劣化してサビや刃こぼれも起こりやすくなります。
カミソリの替刃交換の目安は1個につき2〜3週間です。
シェーバーの刃は、外刃は1年、内刃は2年を目安に交換します。
もちろん、管理の仕方などで寿命は変わるので、期間内であってもサビや刃こぼれを見つけたら交換しましょう。

シェービングフォーム・ジェル・クリームを取り入れる

シェービングフォーム・ジェル・クリームは、カミソリのの滑りを良くして肌への負担を減らし、同時に保湿して肌をケアします。
今髭剃りの時に何も使っていないという人は、ぜひ取り入れてみましょう。
泡の厚みがあるフォームや色のついたクリームは、滑りが良く保湿力は高いですが視認性が悪く、カミソリの刃でニキビが潰れる原因になりがちです。
ニキビが潰れるのを避けながら髭剃りをしたい方は、髭剃りをしながら肌が良く見える透明なジェルを使いましょう。

おすすめは「ブルドッグ　オリジナルシェービングジェル」

ブルドッグのシェービングジェルは、人工着色料、合成香料、動物由来の成分を一切使用していません。
そのため菜食主義者やビーガンの方でも使え、肌にも自然にも優しいのが特徴です。
普通肌用の「オリジナル」の他に、脂性肌・乾燥肌用の商品もあるので肌質に合わせて選ぶことができます。
視認性のいい透明なジェルなので、既にひどいニキビに悩んでいる方もニキビが潰れるストレスなく髭剃りできます。Amazonで詳細を見る

髭剃りの後は必ずスキンケアしよう

先にも解説しましたが、髭剃りは髭と一緒に肌の角質層も削るため、肌への負担がとても大きいです。
髭剃りの後には、スキンケアでしっかり水分補給して毛穴を閉じ、肌を保湿する必要があります。
更に、ニキビで悩んでいる方は、殺菌効果が高いアフターシェーブローションを使うのがおすすめです。

おすすめは「MONOVO ヘアアフターシェーブローション」

MONOVO ヘアアフターシェーブローションは、髭剃りの後のケアのために作られたローションです。
敏感になった肌を沈静し、抑毛効果がある「フィリニーブ」と「大豆エキス」が次に生えてくるヒゲを柔らかく、剃りやすくします。
髭剃りがスムーズになり、ニキビが潰れるリスクも少なくなるので、髭剃りの時に毎回ニキビが潰れるのを防ぎたい方におすすめです。
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肌に優しい髭剃りをする

まず、ニキビ対策としておすすめの髭剃りのタイミングは、朝起きてから15〜20分後です。
朝起きた直後は肌が膨張しているので、少し時間が経って頬のハリがいつもの状態に戻ってから髭剃りをしましょう。
そうすることで、ニキビの先端を剃り落としてしまいニキビが潰れるのを防ぐことができます。
また、夜は肌が疲れていて、少しの刺激でもニキビができやすいので、疲れが取れて肌が安定している朝に髭を剃るのがおすすめです。

また、カミソリで髭を剃る場合は、必ず滑りをよくするためにシェービングジェルやシェービングフォームを使います。
シェービングフォームは泡で覆い隠されて髭の状態が見えにくいので、髭剃りの時によくニキビが潰れるというメンズは、肌と髭がよく見えるジェルを使用するのがおすすめです。
刃についたジェルは頻繁にすすぎ、常に清潔な状態で剃りましょう。
髭は様々な方向に向かって生えているので、ストロークの方向も様々に、順剃りと逆剃りを混ぜながら剃ります。
そうすることで力を入れなくても深剃りでき、肌への負担を抑えてニキビができにくくなります。

髭剃り前の蒸しタオルが効果的！

髭剃りの前に蒸しタオルで水分を与えると、髭が柔らかくなって剃りやすくなります。
髭剃りで肌に負担がかかりやすいのは、硬い髭を剃るために力を入れすぎたり、何度も同じ場所にカミソリを当てるためです。
水分を含んで髭が柔らかくなると、軽い力でも簡単に剃れて肌への負担が少なくなります。
敏感肌でニキビができやすい方は、髭剃り前の蒸しタオルを習慣にしましょう。

カミソリの正しい使い方おさらい

カミソリで髭を剃る時には、まず蒸しタオルやぬるま湯での洗顔で髭を柔らかくします。
その後自分の肌質に合ったシェービングフォームやジェルを塗り広げ、髭剃りを始めましょう。
頬部分の髭は、ほとんどが上から下へと生えているので、その向きに従って順剃りで剃ります。
逆剃りは肌への負担が大きいため、頬髭を剃るときはあまり行わないのがおすすめです。
顎や鼻下の髭は人によって生え方が違うため、自分の髭が生えている方向を確認しながら剃りましょう。
顎や口周りの髭は頬髭に比べて硬いので、時間が経って水分が浸透するのを待ち、最後の方に剃るのがおすすめです。

シェーバーの正しい使い方をおさらい

ニキビができやすい方は、シェーバーの中でも負担が少ない回転式の電気シェーバーを選ぶのがおすすめです。
基本的な髭剃りの手順はカミソリの場合と同じですが、大きく異なるのはシェーバーは順剃りではなく逆剃りで剃っていくということです。
シェーバーは直接肌に刃が触れないため、ある程度長さがある髭しか剃れません。
順剃りで剃ろうとすると肌に強く刃を押し当てることになるので、逆剃りの方が肌への負担が少なく深剃りできるのです。

髭剃り後のスキンケアでニキビ対策！

髭剃り後のスキンケアも、重要なニキビ対策です。
肌にしっかり水分を与えることで、皮脂の過剰分泌を防いで毛穴の詰まりを予防できます。

おすすめは「バルクオム」

「バルクオム THE TONER 」は、低刺激で敏感肌の男性も使える化粧水です。
シェービング後もしみにくくニキビへの刺激も少ないので、既にニキビに悩んでいる方も安心して使えます。
角質層のすみずみまで潤いを浸透させるだけではなく、潤いを一定に保つトレハロース配合で、水分バランスが崩れやすい男性の肌をサポートします。
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毎日の髭剃りから解放される３つの方法

そもそも髭剃りが不要なら、髭剃りが原因のニキビや髭剃りでニキビが潰れるリスクからも解放されます。
毎朝の時短にも役立つ、髭剃りから解放される3つの方法をご紹介します。

メンズ向け脱毛クリニックで髭脱毛

クリニックでの髭脱毛は、エステでの脱毛に比べて威力が高く、脱毛完了後に再度髭が生えてくるリスクが低いです。
費用はかかりますが、確実に髭剃りから解放されたい方にはクリニックでの脱毛をおすすめします。

おすすめは「メンズリゼ」

メンズ美容クリニックであるメンズリゼでは、医療レーザー脱毛で髭を脱毛します。
レーザー機器は3種類あり、肌質や毛質によってセレクト可能です。
髭脱毛は、6〜8週間の間隔で全5回の照射を行なっていきます。
そのため脱毛完了までは、7ヶ月〜10ヶ月くらいの期間がかかることになります。
脱毛期間中も徐々に毛が弱く、薄くなっていくので、髭剃りが楽になるのを実感できるはずです。
メンズリゼの髭脱毛は、2部位セレクトで56,800円〜髭全体で99,800円のコースが用意されています。

メンズ向けエステサロンで気軽に髭脱毛

エステでの髭脱毛は、クリニックの脱毛に比べて気軽にできるのが魅力です。
完全に脱毛するのではなく残したい髭は残したり、薄くするために間引いたりといったデザイン性の高い髭脱毛をすることができます。

おすすめは「MENS TBC」

MENS TBCでは、「スーパー脱毛」という電気美容脱毛で髭を脱毛します。
この「スーパー脱毛」はFDA(米国食品医薬品局)が「パーマネント・ヘアリムーバル」とその効果を認めた継続性の高い脱毛方法です。
エステで気軽に、永久脱毛に近い効果を得たいという方は、MENS TBCを選ぶのがおすすめです。
MENS TBCの髭脱毛の料金は非公開ですが、初回のみ1,000円で「脱毛体験コース」を受けることができます。

抑毛ローションで徐々に髭が薄くなる？

抑毛ローションとは、パパイン酵素や大豆イソフラボンなど抑毛効果がある成分を含み、毛を薄くする効果があるローションです。
効果に個人差はありますが、抑毛ローションを髭剃り後の保湿に使うことで、徐々に髭が薄くなっていくこともあります。

おすすめは「ゼロファクター」

男性の二次性徴期には、「還元酵素」という成分の分泌が盛んになり、この還元酵素が髭やスネ毛など男性特有の毛を毛深くしていると考えられています。
こちらの「ゼロファクター」は、その還元酵素に働きかけることで、剃ったあと再生する毛を抑制して髭や体毛を薄くします。
発売から18年以上愛され続けている、ロングセラー商品です。
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ニキビがあるけど髭剃りしたいときはどうすればいい？

ニキビがある時に髭剃りをするのは、基本的に控えた方がいいです。
人に会う予定がない休日など、どうしても髭剃りをしなければならないという場面以外なら髭剃りを休みましょう。
とはいえ無精髭を生やした不潔な姿で仕事にいくわけには行きません。
どうしても髭剃りをする場合には、肌に刃が直接触れない電気シェーバーを使うのがおすすめです。
髭剃り用のシェーバーではなく、産毛剃りや眉を整えるためのスティック型のシェーバーなら、細かなところも剃れるので上手にニキビ部分を避けることができます。

まとめ

男性のエチケットとして必須の髭剃りは、肌に負担を与えてニキビの原因になりがちです。
毎日のことなので面倒がらずに道具を揃え、肌になるべく負担をかけずに髭を剃れるようにしましょう。
ニキビ予防のためには、カミソリやシェーバーの刃を清潔に保ち、肌をしっかり保湿してケアするのが大切です。