ハイライターは、明るい色のパウダーやクリームで顔にメリハリをつけるコスメです。鮮やかな色を使うわけではないのでメンズにも挑戦しやすく、顔に立体感が出て元の顔立ちがよく見えます。
ファンデーションより一歩進んだメイクに挑戦してみたいメンズは、ハイライターを購入して使ってみるのがおすすめです。
今回は、メンズにおすすめのハイライターや、ハイライターの使い方を解説していきます。
- メンズにハイライターをおすすめする理由を解説
- ハイライターの選び方を紹介
- メンズにおすすめのハイライター10選
目次
メンズにハイライターをおすすめする理由とは?
出典:Amazon
ハイライターを使うと、顔の立体感が強調されて顔にメリハリが出ます。日本人は顔が平坦でパーツが小さめな人が多いので、立体感を強調すると顔のパーツが大きく・感覚が狭く見えて整った顔立ちに見せることができます。
顔の「彫り」は男性ホルモンの働きで作られるものなので、より男性的でかっこいい印象を作ることも可能です。
そのためメンズはファンデーションで肌を整えるだけではなく、ハイライターでメリハリを出すのがおすすめなのです。
メンズがハイライターを使うメリットを紹介
メンズがハイライターを使うことのメリットを、3つご紹介していきます。
目元に立体感が出て表情豊かに!
ハイライターを目元に使うと、目が強調されて表情豊かに見えます。目元から頬骨の「Cゾーン」というエリアをハイライターで明るくすると、自然に目に視線が集まりやすく、また若々しく明るい印象になります。
二重の方は、二重幅の部分にハイライターを使うと、暗くなりがちな二重幅に光が入って二重幅が広く、目を大きく見せる効果もあります。
鼻筋を作って、高い鼻に見せられる!
日本人は鼻筋が低く、平坦な顔立ちの人が多いです。そんな場合は鼻筋にハイライターを使うと、鼻根から鼻筋が高く見えて立体的な顔立ちを作ることができます。
シェーディングを併用して、光と影を描くことでより立体的に見えます。特に写真を撮る時などは、鼻筋のハイライトがあるのとないのでは大違いなので、特別な日だけでも取り入れてみてはいかがでしょうか。
クマを目立たなくして、顔色が良くなる!
ハイライターは顔の立体感を出すだけではなく、光の効果でクマやくすみを飛ばすこともできます。
クマを目立たなくするのには、パープルやラベンダー系のハイライターを使うのがおすすめです。
これらの紫がかったハイライターは肌に透明感を出す効果があるので、若々しく明るい印象になります。
メンズのハイライターの選び方とは
メンズがハイライターを選ぶときのポイントについて解説していきます。
ハイライターのタイプで選ぶ
ハイライターには、大きく分けて「スティックタイプ」「パウダータイプ」「クリームタイプ」「リキッドタイプ」の4種類があります。それぞれのタイプのメリット・デメリットについて解説していきます。
しっかり使えるスティックタイプ
スティックタイプのハイライターは、肌に密着して面で光るような印象の商品が多いのが特徴です。
練り固められたクリーム状のハイライターを伸ばして使うので、ぼかすのは少し難しいですが、逆にしっかり光を集めて目立たせたいときにおすすめです。
ファンデーションの上からラインを描くように使うコスメなので、密着度の低いパウダーファンデーションやルースパウダーよりは、リキッドファンデーションやクリームファンデーションなど肌にしっかり密着するファンデーションと合わせて使うのがおすすめです。
ふんわり自然なパウダータイプ
パウダータイプのハイライターは、ブラシや指で肌にぼかして使います。ふんわりと自然に光を集めることができるので、ナチュラルメイクの時に使うのがおすすめです。
量が調節しやすく、もし失敗してもぼかしやすいので、コスメを使い慣れない初心者にもおすすめです。合わせるファンデーションは種類を問わず、どんなメイクの時にも使いやすいコスメです。
肌になじみやすいクリームタイプ
クリームタイプのハイライターは、肌馴染みがいいのが特徴です。他のタイプと同じようにファンデーションの上から使うことも、下地のようにファンデーションの下に仕込むこともできるコスメです。
ファンデーションの下にクリームタイプのハイライターを使うと、内側から光っているような自然なツヤと立体感がでます。
光りすぎるメイクが苦手なメンズやハイライター初心者は、クリームタイプをファンデーションの下に仕込んで使うのがおすすめです。
みずみずしい感覚を得られるリキッドタイプ
出典:Amazon
リキッドタイプのハイライターは、みずみずしい使用感が特徴のコスメです。スティックタイプやパウダータイプ同様ファンデーションの上から使ったり、リキッドファンデーションや下地に混ぜて使ったりします。
はっきりと光らせることも、ナチュラルに光らせることもできる万能なアイテムとなっています。
自分の肌の色との相性を重視する
ハイライターは、使いたい目的や自分の肌の色によって選ぶべき色が変わってきます。それぞれのカラーの特徴や使い方を解説していきます。
色白におすすめ「ピンク」
色白肌の方は、ピンクのハイライターを選ぶのがおすすめです。ピンクのハイライターは、肌を明るく血色よく見せる効果があります。
また、色白の方は肌の血色が透けて赤味がかった肌色の方が多いので、ピンクのハイライターが無理なく顔色に馴染みます。
ワントーン明るく「ベージュ・ゴールド」
色黒の方や標準的な肌色の方は、肌よりワントーン明るいベージュやゴールド系のハイライターを使うのがおすすめです。
ベージュやゴールド系は日本人の肌色に馴染みやすく、使いやすいカラーです。ホワイトのハイライターだと浮いてしまうのが心配という方は、ベージュ・ゴールドのハイライターを選びましょう。
ただし色が暗すぎると顔色全体がくすんでしまうので、できれば実店舗でタッチアップをして選ぶ色を決めるといいでしょう。
メリハリのある肌にしたいなら「ホワイト」
ホワイトのハイライターは、どんな肌色でも使える万能なハイライターです。肌色を問わずしっかりと立体感が出て、メリハリのある顔立ちに見せてくれます。
ただし、使いすぎると白浮きして不自然な印象になってしまうので、量の調節には注意しましょう。
自分の肌年齢に合った質感で選ぶ
ハイライターは、質感も選ぶポイントの一つです。
年代別にどんな質感のハイライターを選ぶべきかについて解説していきます。
10代・20代は若い肌を活かせるものを選ぼう
10代・20代は、若く肌に張りがあるので、大きめのラメやパールが入ったハイライターも無理なく使うことができます。
逆に落ち着いた質感のハイライターを使うことで肌がくすんで見えてしまう可能性もあるので、若い肌を活かせる質感のものを選びましょう。
30代以上からは落ち着いた印象のものを!
30代以上が大きなラメやパール入りのハイライターを使ってしまうと、肌から浮いて年に不相応な印象になってしまいます。
30代以上のメンズがハイライターを選ぶ場合には、少しマットなものやシアーなものなど控えめな質感のものがおすすめです。
ラメやパールが絶対にダメという訳ではありませんが、光り方が控えめで上品なコスメを選ぶようにしましょう。
メンズにおすすめのハイライター10選
メンズにおすすめのハイライターを、10商品ご紹介していきます。
パールグロウハイライト
- メーカー:セザンヌ
- 価格:1,480円
- タイプ:パウダータイプ
- カラー:シャンパンベージュ
- 質感:ツヤ、パール
どんな肌色にも馴染みやすい、シャンパンベージュのハイライターです。ツヤ感が強く、マットなファンデーションを使ったメイクでもひとはけで立体感が出ます。
パウダータイプなので量の調節が簡単で、初心者も無理なく使うことができます。セザンヌは、スーパーやドラッグストアでも取り扱いの多いメイクブランドで、どこでも手軽に購入できるのもポイントです。
ハイライターを初めて購入するメンズにおすすめの、万能なコスメとなっています。
クリームハイライター
- メーカー:キャンメイク
- 価格:648円
- タイプ:クリームタイプ
- カラー:ルミナススノウ、ルミナスベージュ
- 質感:ツヤ、ラメ
しっとりとしたクリームタイプのハイライターです。カラーはメリハリの出る「ルミナススノウ」と肌になじみやすい「ルミナスベージュ」の2種類で、使い分けによってメイク全体の雰囲気も変わります。
指でとって光を足したい場所につけると、肌に密着して自然なツヤを出すことができます。高密着処方で長時間ツヤをキープでき、価格も手頃でコスパのいいコスメとなっています。
ルミナスパウダー
- メーカー:オンリーミネラル
- 価格:3,240円
- タイプ:パウダータイプ
- カラー:ローズ
- 質感:ツヤ、シアー
オンリーミネラルは、肌に優しくクレンジング不要なミネラル100%のコスメを販売しているメイクブランドです。
こちらのルミナスパウダーは、肌に自然なツヤと光を足すローズカラーのハイライターとなっています。
光り方が控えめなので、30代以上のメンズも使えるコスメです。他のハイライターより価格は高いですが、肌に優しい処方なので、他のコスメでは肌が荒れてしまう敏感肌のメンズにおすすめです。
コレクティングスティック
- メーカー:ナチュラグラッセ
- 価格:3,888円
- タイプ:スティックタイプ
- カラー:ハイライト、スムースマット、ライトカラー、ヘルシーカラー
- 質感:ツヤ、マット
4色展開のカラーごとに、質感や用途が違うスティックハイライターです。最も明るくツヤ感のある「ハイライト」はそのままハイライターとして、鼻筋や頬骨などに使えます。
他の「スムースマット」は毛穴やテカリを目立たなくさせ、「ライトカラー」「ヘルシーカラー」はそれぞれ立体感を増すためのシェーディングやアイベースに使えます。
2色以上を組み合わせて使うことでよりメイクにメリハリが出るので、複数色買い揃えたくなるコスメです。
ニュアンスパウダー
- メーカー:インテグレート
- 価格:1,290円
- タイプ:パウダータイプ
- カラー:ホワイト、ブラウン
- 質感:ツヤ、フォギー
光沢のあるツヤ感と、少しマットでフォギーな2つの質感のパウダーが組み合わさったパウダーです。
2色展開ですが「ホワイト」は2色ともハイライターとして、「ブラウン」はハイライターとシェーディングとしてそれぞれ使えます。
色だけではなく、質感も場所によって使い分けることで、よりメイクにメリハリが出ておしゃれな顔を作ることができます。
ラメが控えめで光りすぎないため、年代を問わず多くのメンズが使えるコスメとなっています。
グロースティック
- メーカー:RMK
- 価格:2,274円
- タイプ:スティックタイプ
- カラー:ヌーディカラー
- 質感:ツヤ
メンズ・レディース問わずメイク好きから支持を集めている人気のスティックハイライターです。
ピンクがかった絶妙なヌーディーカラーが、肌にツヤを与えて美しく見せます。オイルコーティングされたパウダーを使用しているので、どんなファンデーションと合わせても自然に馴染みます。
内側から発光するような光り方なので、肌が元から綺麗に見えると話題になっているコスメです。
グロウフルールハイライター
- メーカー:キャンメイク
- 価格:864円
- タイプ:パウダータイプ
- カラー:ピンク、ブルー、クリスタルライト
- 質感:ラメ、パール
カラフルな見た目が楽しいキャンメイクのパウダーハイライターです。ラベンダー、ピンク、イエロー、グリーンが合わさった「クリスタルライト」と、「ピンク」「ブルー」のグラデーションカラーの3色展開となっています。
使う目的や場所によって色を混ぜて使ったり、もちろんそれぞれ単色でも使えます。ラメが大きめでキラキラするという口コミが多いので、10代など若いメンズにおすすめの商品です。
ミネラライズスキンフィニッシュ
- メーカー:MAC
- 価格:4,100円
- タイプ:パウダータイプ
- カラー:ライトスカペード
- 質感:ツヤ、メタリック
メタリックでゴージャスなツヤが特徴のMACのハイライターです。MACは他にもハイライターを販売していますが、発売当初からツヤ肌にこだわるコスメ好きから支持され続けているのがこちらの「ライトスカペード」というカラーです。
パウダータイプですが面で光るような質感で、肌に透明感を出しくすみを飛ばすことができます。
他のハイライターよりも高価ですが、メイクにこだわりたいメンズは手に入れておきたいコスメです。
シャイニーパウダー
- メーカー:エクセル
- 価格:1,944円
- タイプ:パウダータイプ
- カラー:ゴールドベージュ、シルバーピンク、ルーセントホワイト
- 質感:ラメ
「オーロラカラーラメ」配合で、キラキラと華やかに光る質感が特徴のパウダーハイライターです。
黄味肌・色黒〜普通肌におすすめの「ゴールドベージュ」、赤味肌・色白肌におすすめの「シルバーピンク」、色のつかない「ルーセントホワイト」の3色がありますが、どれも共通してラメ感が強く、しっかりと光ります。
ハイライターとしてだけではなく、アイシャドウとして使うのもおすすめです。若いメンズや、パーティーなど華やかなシーンで使うのがおすすめのコスメです。
ハイライトクリーム イルミナイザー
- メーカー:リンメル
- 価格:1,296円
- タイプ:クリームタイプ
- カラー:ピュアベージュ、ピュアピンク、ピュアラベンダー
- 質感:ツヤ、パール
輝きは控えめで、しっとりと濡れたような「生ツヤ肌」を作るクリームハイライターです。
カラーは、肌に自然に馴染む「ピュアベージュ」、血色感を出す「ピュアピンク」、透明感を出す「ピュアラベンダー」という使いやすい3色展開です。
落ち着いた質感なので、大人のメンズも使えるコスメとなっています。
ただし塗ったあと乾燥しやすいという口コミもあるので、使う前にはしっかりと保湿をし、リキッドファンデーションなど粉浮きしないファンデーションと組み合わせましょう。
メンズハイライターの使い方のポイント(基本編)
ここではハイライターの使い方についてご紹介します。
ハイライターの発色を良くするにはファンデーションがしっかり肌に密着していることが重要なので、スキンケアでしっかり保湿してから下地・ファンデーションを使いましょう。
メンズハイライターの使い方のポイント(動画編)
小鼻の広がりが気になるというメンズが、ハイライターを使ったメイクで鼻を高く見せる動画です。
この動画で解説しているのは鼻のハイライトがメインですが、基本的な乗せ方やぼかし方は他の部分でも同じです。
白いパウダーハイライターを指でとり、鼻筋に塗っていきます。鼻筋の一番高いところにのみ、細く入れるのがポイントです。
他に気になる目の下のクマや頰、眉上にもハイライターを乗せて彫りを深く見せていきます。
その後、暗い色のアイシャドウを代用してシェーディングを小鼻に入れていくと、鼻筋のハイライターがより強調されて鼻が小さく、高く見えます。
まとめ
メンズにおすすめのハイライターや、ハイライターの使い方を解説してきましたが、いかがでしたか?
ハイライターは手頃な価格で購入でき、メンズメイクにも取り入れやすいアイテムです。
ファンデーションを塗るだけでは顔が平坦でのっぺりしてしまうというメンズは、ハイライターを取り入れて立体的なメンズメイクを楽しんでみましょう。