プッシュアップバーは、腕立て伏せをする時に使うトレーニング器具です。
体に負荷をかけながら鍛えることでより早く筋肉を大きくすることができるので、大きくて逞しい体を作りたい男性におすすめです。
当記事では、そんなプッシュアップバーの選び方や、おすすめの商品を10種厳選してご紹介していきます。
- プッシュアップバーの効果を解説
- FORHER.おすすめのプッシュアップバーを10点紹介
- 正しいプッシュアップバーの使い方まとめ
プッシュアップバーとは?
プッシュアップバーとは、取っ手のような構造のトレーニング器具で主に腕立て伏せに使います。
体の両脇に置き、両手で掴みます。
これにより体と地面の角度が変わり、また体を下げた時に腕をより深い角度まで曲げられることになるため、自宅でも簡単に高負荷なトレーニングが可能となります。
また、手首を曲げず垂直なままでトレーニングができるので、手首への負担が減って怪我を防止することもできます。
胸筋や背筋を大きくしたい場合は、自重だけではなく高負荷トレーニングの方が効率良く鍛えられるので、プッシュアップバーはとてもおすすめです。
プッシュアップバーで期待できる効果
プッシュアップバーを使うと期待できる効果について詳しくご紹介します。
安全でかつ効率良く筋トレができるため、自宅で胸筋や背筋を鍛えたい方はぜひ持っていたいアイテムです。
手首の保護
プッシュアップバーの効果としては、まず手首の保護が挙げられます。
プッシュアップバー無しの床に手をつく腕立て伏せでは、手首の角度がほぼ90度に曲がり、その一点に体重が掛かってしまうため手首を傷めやすくなります。
手首の痛みのために連続して回数をこなせず、胸筋・背筋を効率的に鍛えられないことも。
その点、プッシュアップバーであれば手首の角度を常に垂直向きに保てます。手首の向きが垂直になれば、プッシュアップバーを掴んだ手全体で体重を支えられるため負担がかかりません。
床に手をついて行うよりも連続して回数をこなせるようになるため、より効率的に胸筋・背筋を鍛えたいという方はプッシュアップバーがおすすめです。
可動範囲が広がる
プッシュアップバーを使えば、床に手をついて行うよりも角度がつけられます。
これにより腕の可動範囲が広がり、より多くの筋肉を刺激できるため、胸筋・背筋周辺の筋肉をバランスよく鍛えることができます。
特に、腕を曲げる角度を大きくし手首より低いところまで下げると、普通の腕立て伏せではなかなか鍛えられない腕の外側の筋肉を刺激できます。
鍛える筋肉が偏ってしまうと、どこかアンバランスな印象になり見た目が悪くなってしまいます。
プッシュアップバーを使えば、バランスよく胸筋・背筋周辺の筋肉を鍛えられスタイルアップできますよ。
効果的な筋トレが自宅でできる
腕立て伏せでは、体を下げる時に胸筋、体を上げる時には背筋を使うので、この上げ下げの幅が大きくなるほど強い負荷が掛かっていることになります。
トレーニングジムなどへ行けば高い負荷を掛けられるマシンがありますが、自宅に置くとなると高価で場所を取るため難しいですよね。
その点プッシュアップバーは比較的安価で場所も取らないため、自宅で高負荷トレーニングをしたい方におすすめのアイテムです。
プッシュアップバーの選び方
プッシュアップバーの選び方について解説します。
高負荷トレーニングは、強い力をかける分危険も伴います。
安全に胸筋・背筋を鍛えるため、安さやデザインだけで選ばず今回ご紹介するポイントを押さえた商品を選びましょう。
耐久性の良いものを選ぶ
プッシュアップバーは体重を預けるものであるため、耐久性がとても大事です。
万が一トレーニング中に折れてしまうと、重大な怪我に繋がりかねません。素材や耐荷重をしっかり確認し、体重をかけても大丈夫かどうかをしっかりチェックしましょう。
プッシュアップバーはプラスチック製と鋼鉄製のものが多いです。
プラスチック製のものは軽いため、普通体型の方や女性などにおすすめです。鋼鉄製はさらに丈夫な作りですので、体重の重い方や筋トレ上級者向きです。
グリップ時の手の保護
プッシュアップバーには、握る部分にスポンジなどの保護材が付いているものもあります。
より手や手首に負担をかけずトレーニングするために、グリップスポンジがついたものをおすすめします。
また、素材や形状によって握りやすさが変わってくるため、商品レビューや口コミをよく読んで負担の少ないものを選びましょう。
安定性で選ぶ
プッシュアップバーが床で滑ったりぐらついてしまうと、トレーニングに集中しづらい上、転んで事故が起こる恐れがあります。接地面に滑り止めの工夫があり、しっかり床と密着して安定するものがおすすめです。
また、底面が床を傷つけない素材かどうかもチェックしましょう。
自動カウント・回転など機能性で選ぶ
出典:Amazon
付属機能として、自動カウント機能や回転機能が付いているプッシュアップバーもあります。
自動カウント機能がついていれば、自分で回数を数えなくていいためよりトレーニングに集中することができます。
また、回転式のプッシュアップバーは底面がローラーなどで動くようになっていて、向きが変わって手元が不安定になることでより多彩な刺激を筋肉に与えることができます。やや上級者向きなので普通のプッシュアップバーに慣れてから購入するのがおすすめです。
これらの機能が付いたプッシュアップバーは、比較的高価となりますが、より集中的に胸筋や背筋を鍛えたい方にはおすすめです。
傾斜角度で選ぶ
プッシュアップバーには、バーが斜めになって角度がついたものと平行なものがあります。
バーに角度がついているのには、いくつかの理由があります。
- 滑りにくい
平行なプッシュアップバーは、滑り止め付きのものでも腕立て伏せの押し出す動きで徐々に前へ滑っていってしまうことがあります。
角度つきであれば、低い方を手前にして掴むことで押し出す力が相殺され、滑らずにトレーニングできます。 - 正しいフォームでできる
筋トレ初心者は、背筋を鍛えるために肩甲骨を寄せると肩が上がってしまいがちですが、肩が上がると首の筋肉が緊張して背筋や胸筋に力が入りにくくなります。
バーに角度がついていると自然と肩が下がり簡単に正しいフォームを作ることができるため、初心者の方は特に角度のついたバーがおすすめです。 - 胸筋下部を鍛えられる
手前側が高くなるように向きを変えれば、胸筋下部を鍛えることもできます。
プッシュアップバーのおすすめ10選
プッシュアップバーはシンプルな構造の筋トレアイテムですが、形や機能はそれぞれ違っています。
ここでは、特におすすめのプッシュアップバーを10種厳選してご紹介していきます。
WinLine プッシュアップバー
- 価格:1,599円
- グリップスポンジ:EVA製
- 滑り止め:ゴム
- その他:耐荷重300kg、鋼鉄製パイプ、重量686g
- 特別な機能:なし
WinLine プッシュアップバーの口コミ
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CCYCCL プッシュアップバー
- 価格:1,599円
- グリップスポンジ:PVC製
- 滑り止め:PVC製四つ足
- その他:耐荷重250kg、PP製パイプ、重量540g
- 特別な機能:なし
CCYCCL プッシュアップバー
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KELY プッシュアップバー
- 価格:820円
- グリップスポンジ:PVC製
- 滑り止め:ゴム
- その他:耐荷重100kg以上、ABSプラスチック製パイプ、重量440g
- 特別な機能:なし
KELY プッシュアップバーの口コミ
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plantobiz プッシュアップバー
- 価格:1,580円
- グリップスポンジ:ゴム製
- 滑り止め:ゴム
- その他:耐荷重300kg、鋼鉄製パイプ、重量700g
- 特別な機能:なし
plantobiz プッシュアップバーの口コミ
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NAKO プッシュアップバー
- 価格:1,680円
- グリップスポンジ:PP製
- 滑り止め:真空吸盤
- その他:耐荷重300kg、鋼鉄製パイプ、重量1.14kg
- 特別な機能:なし
NAKO プッシュアップバーの口コミ
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タニタ 電子腕立て伏せ計測機器
- 価格:3,710円
- グリップスポンジ:NBR製
- 滑り止め:ゴム
- その他:耐荷重約100kg、鋼鉄製パイプ、重量1.1kg
- 特別な機能:自動カウント可
タニタ 電子腕立て伏せ計測機器の口コミ
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エックスブランズ パーフェクトプッシュアップ
- 価格:5,900円
- グリップスポンジ:ABS製
- 滑り止め:ゴム
- その他:鋼鉄製パイプ、重量1.91kg
- 特別な機能:回転可能
エックスブランズ パーフェクトプッシュアップの口コミ
Good!
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adidas スイベル プッシュアップバー
- 価格:6,881円
- グリップスポンジ:なし
- 滑り止め:真空吸盤
- その他:本体ABS製、重量1.8kg
- 特別な機能:回転可能
adidas スイベル プッシュアップバーの口コミ
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adidas プッシュアップバー
- 価格:2,218円
- グリップスポンジ:ウレタン製
- 滑り止め:HDR
- その他:耐荷重110kg、鋼鉄製パイプ、重量898g
- 特別な機能:なし
adidas プッシュアップバーの口コミ
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REXSO プッシュアップバー
- 価格:1,699円
- グリップスポンジ:リップストップ発泡スポンジ製
- 滑り止め:TPR
- その他:耐荷重300kg、ABSプラスチック製パイプ、重量660kg
- 特別な機能:折りたたみ式
REXSO プッシュアップバーの口コミ
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プッシュアップバーの使い方
胸筋・背筋と腕の筋肉をバランスよく鍛えるためには、正しいフォームが重要となるのです。
プッシュアップバーの正しい使い方について解説します。間違った使い方をすると怪我や事故に繋がる場合もあるため、きちんと使い方を守って体を鍛えましょう。
初心者はもちろん、筋トレに慣れた方も必見です。
正しい使い方
まず、プッシュアップバーを使うときは、腕は肩幅の1.5倍程度に開きましょう。
下側が軽く開くようなハの字型の向きで、胸の横に置いて使います。高すぎたり低すぎると、効果がきちんと得られないため注意してください。
間違った使い方
初心者にありがちなプッシュアップバーの間違った使い方としては、正しいフォームを覚えずに回数だけこなして満足してしまうことが挙げられます。
正しいフォームを守り、一回ずつ確実に回数を重ねていくようにしましょう。
特に、肩の位置と手首の向きは重要です。
プッシュアップバーを使うときは肩が上がらないようにし、手首の向きを床と垂直に保ちましょう。
- 肩の位置
肩が上がってしまうと首に力が逃げてしまい、胸筋や背筋に力が入りません。
そうなると首の筋肉が張って首が短く見えてしまったり、肩こりの原因にもなってしまいます。 - 手首の向き
初心者がフォームを意識せずに使うと、手首は外向きに開いてしまいがちです。
手首が外向きに開くと、腕の内側にばかり負荷がかかって外側を鍛えられません。
プッシュアップバーで鍛えられる部位
プッシュアップバーで鍛えられる部位は、主に胸筋・背筋・腕の筋肉です。
大胸筋や三角筋、上腕三頭筋はたくましさをアピールできるパーツなので、筋トレを始めた人なら誰しもが大きくしたい筋肉ですよよね。
また、背筋を鍛えると背筋が伸びて姿勢が良くなるので、プッシュアップバーを使うときは背筋も意識しながら鍛えるのがおすすめです。
腕立て伏せは全身を支えながら行うトレーニングなので、正しいフォームで行えば一緒に腹筋や脚の筋肉も鍛えることができます。
まとめ
プッシュアップバーは、安価で手に入れられ、簡単に始められるトレーニングアイテムです。
ジムに行かなくても、きちんと負荷を掛ければ自宅でのトレーニングでも早く筋肉を大きくすることができるので、大きくてたくましい体を作りたい男性に特におすすめです。
構造はシンプルですが、初心者か中・上級者かによって見るべきポイントも変わってくるため、ぜひ今回ご紹介したポイントを押さえて自分にぴったりなプッシュアップバーを選んでくださいね。