毎日の洗顔は、当たり前のスキンケアとして習慣化されていますよね。
その分、洗顔をする意味や目的、そのメリットに関して考えたことはあまりなかったのではないでしょうか?
ここでは、メンズの美肌の基本のステップ・スキンケアとなる、洗顔の意味や正しい方法、知って得する男性の美容情報をずらりと集めてご紹介いたします!
洗顔をする意味とは?
日々何気なく行っていた洗顔。
実は、単にお肌の汚れを洗い流すだけではなく、理想的なメンズ美肌に仕上げてくれるたくさんの美容効果が隠されているんです!
「顔を洗う」だけではない洗顔の役割
洗顔の意味とは顔を洗うだけではありません。
洗顔をすると、使う洗顔料に配合された成分によって、
- 毛穴汚れの洗浄
- 化粧水などの浸透、密着力を高める
- 保湿
- 美白
- 皮脂ケア
- ニキビケア
肌の汚れを洗い落とす洗顔が美肌の鍵を握る
日々の洗顔がおろそかになっていたり、洗顔のやり方そのものが間違っていたりすると、不要な汚れや角質が肌にどんどん蓄積されてしまいます。
すると、次に使う化粧水やメンズ専用のオールインワンゲルなどの浸透・密着度が悪くなり、今あるお肌トラブルが思うように修復できなかったり、エイジングサインが繰り返し続いてしまうトラブルにもつながってしまうのです。
洗顔は朝と夜やることに意味がある
男性の場合、1日1回の洗顔を習慣化している人も多いことでしょう。
ですが、基本的に毎日の洗顔は朝と夜がベスト。どんなところに美肌を叶える秘訣が隠されているのでしょうか。
夜の洗顔の意味
それではここで、夜に洗顔をする意味・目的、気になる美容効果についてご紹介しましょう。
夜は一日を通して付着した肌の汚れを落とす
身体と同じように、一日中活動した男性の肌には不要な汚れが付着・蓄積していたり、ストレスや疲れも溜まっていたりしています。
夜の洗顔は、そんな汚れやストレス、疲れなどを洗い流すという意味・目的があります。
翌朝のお肌のコンディションを健やかに維持するための大切なステップとなっています。
ダブル洗顔(洗顔+クレンジング)が効果的
夜のお肌は、古い角質が溜まっていたり一般的な洗顔料では落としきれないような汚れが付着していたりすることも多いです。
そのため、特にメイクをしている方は、洗顔料とクレンジングのW洗顔が美肌の基本となります。
あまり汗をかいてない日は洗顔1回でもOK
汗をかきやすい男性でも、季節や温度によってその量はまちまちです。
あまり多く汗をかいていない場合は、普段よりも汚れの蓄積が少なくなっています。そのため、朝または夜のみの洗顔でも問題はないとされています。
朝の洗顔の意味
続いて、朝の洗顔の意味・目的についてチェックしてみましょう。
朝の洗顔は、気持ちがシャキッとしたり一日のスタートが快適になったりといったメリットの他にも、次のような意味・目的が隠されているんですよ。
寝ている間に汗や皮脂などで汚れている
朝に肌のくすみが気になったことはありませんか?
眠っている間に分泌される汗や皮脂などで、朝の男性の肌には汚れが蓄積しています。
眠っている間には、コップ一杯分の汗をかくといわれています。
そのぶん肌に溜まった余計な汚れを落とすために、朝の洗顔が大切なステップとなっているんです。
朝は基本的に1回の洗顔でOK
汚れが溜まった状態の朝の肌でも、基本的には1回の洗顔で十分に汚れを洗浄する効果が期待できます。
ニキビや脂が気になってつい何度も洗顔してしまいがちですが、洗いすぎは必要なうるおいや皮脂をも洗い流してしまうデメリットがあります。1回の洗顔を習慣化していきましょう。
朝も夜も肌のコンディションに応じて洗顔回数を決めよう
基本的に洗顔回数のベストな目安は1日1~2回です。
しかし、肌にとってのベストは人それぞれ。
肌コンディションがいつもよりも低下していたり、べたべたやテカリが気になる際には、洗顔回数を適宜増減してみましょう。
肌バランスにマッチした効率的な洗顔ができるようになります。
洗顔方法を工夫して美肌に近づく
ここからは、いつもの洗顔方法にちょっとしたコツをプラスして、理想的な美肌を目指すためのメソッドをご紹介しましょう!
やみくもに強くこする・やたらに濃い泡で洗顔はNG
お肌トラブルを早く改善しようとして、強くこすったり濃すぎる泡での洗浄は逆効果!
お肌への摩擦がかかるゴシゴシ洗いや濃すぎる泡での洗顔は、必要なうるおいを洗い流したり、角質を傷つけてしまうデメリットがあります。
キメの細かいしっかりした泡なら余計な力は不要
するするとなめらかなテクスチャーのしっとり泡であれば、こすらずにお肌に軽く伸ばして馴染ませるだけでも、十分な美容・洗浄・保湿効果が期待できます。
クレンジングとのダブル洗顔をする時は特に注意!
クレンジング&洗顔料のW洗顔時は、どうしても手にチカラが入りやすくなってしまいます。
次のようなポイントをしっかりと押さえておきましょう。
ゴシゴシ洗いは絶対にしない
ゴシゴシ洗いはメラニン色素の発生にもつながり、シミやくすみのトラブルが顕著になってしまうリスクもあります。
泡のみで洗うソフトなタッチでの洗浄を、日々の洗顔で習慣にしていきましょう。
しっかりと保湿をすることが大切
洗顔後のお肌はいつもよりもうるおいが不足・減少し、乾燥しやすい状態にあります。
そのため、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分を含んだ保湿に特化したスキンケアで、お肌にたっぷりのうるおいを補うケアを心がけましょう。
人肌程度のお湯で洗い流すのが大事
メンズの美肌の洗顔のカギは、実はお湯の温度にもポイントがあります。
32℃程度の温かさと冷たさの両方を感じられるくらいの温度のぬるま湯で洗浄をすると、必要な皮脂や水分を残したまま、お肌に負担なく洗い流すことができます。
肌に合わせた洗顔料を選ぼう!タイプ別に違いを紹介
メンズ美肌のもっとも重要なポイントの一つでもある洗顔料。どれを使うかによっても効果は変わってきます。
自分にとってベストな洗顔料を選ぶために、洗顔料のタイプごとに特徴やメリット・デメリットをご紹介いたします。
使いやすさでおなじみの洗顔フォームタイプ
フォームタイプの洗顔料は上質な泡が時短で作れるため、忙しい男性や泡立てに時間をかけられない人にもおすすめです。
泡立ちがよく使いやすいが、肌への刺激が気になることも
フォームタイプの洗顔料は濃い泡がカンタンに出てくるので、洗浄力が強く、刺激や摩擦、うるおいを洗い流してしまうデメリットがあります。
肌にやさしい固形石鹸タイプ
固形タイプの洗顔料は、デリケートな肌質にも安心・安全な無添加なものや低刺激処方が多数ラインナップされています。
しっかり洗い上げるのに肌にやさしい!
固形石鹸は、フォームタイプなどの一般的な洗顔料よりも、泡質がやややわらかめで刺激や摩擦が少ないです。
角質を傷つけてしまうトラブルが少ない、やさしさ第一の洗顔料となっていますよ。
泡立てる必要無し!泡洗顔タイプ
泡立ての必要がなく、ポンプから泡のままに出てくる泡洗顔料。
泡立てが難しく感じる男性や、忙しい朝や夜の洗顔を時短で済ませたい人にもおすすめです。
キメの細かい泡がすぐ出来上がるので時短に最適!
やわらかめでお肌にするんと馴染むようなきめ細かな泡がカンタンに出来上がるため、いつもの洗顔時間がグンと短縮できるメリットがあります。
肌の汚れ・皮脂をしっかり洗い落とすパウダータイプ
パウダータイプの洗顔料は、お肌汚れの原因となるタンパク汚れを洗浄できます。
- 酵素
- 保湿
- 美白
- ニキビケア
そのため、さっぱりとお肌を洗い上げてくれるのに、保湿成分がブレンドされていることで、しっとり、つっぱりの気にならない使用感が最大の強みとなっていますよ。
汚れが気になる時に最適!ただ泡立るのに一苦労も
酵素やクレイなどをブレンドしたパウダータイプの洗顔料は、泡立てにプラスする水の分量加減が難しく、質感の良い泡を立てるまでに時間がかかってしまうというデメリットも。
洗いあがりさっぱりで使用感抜群のミルク洗顔タイプ
ココ何年かで、男性はもちろん、女性からも大注目のミルクタイプの洗顔料。
ミルク由来の保湿成分をたっぷりとブレンドした洗顔料となっているため、乾燥しやすい肌質やコンディションが日々揺らぎやすい肌質の男性にもおすすめです。
低刺激でしっかり洗いあがる!ネックは少しゆるめな泡
お肌に負担がかかる添加物の使用が少なく、低刺激で心地良い洗顔をサポートしてくれるミルク洗顔。
しかし、やわらかくて水に溶けやすい泡・テクスチャーとなっているため、洗顔時に物足りなさを感じてしまう男性も少なくはないようですね。
まとめ
朝と夜の洗顔の意味・目的をあらためて見直してみると、毎日の洗顔こそが、メンズの美肌を叶える重要なステップであると納得できたのではないでしょうか?
- 肌質に合った洗顔料の継続使用
- コンディションに合わせた洗顔回数
- 正しい洗顔方法