光脱毛の仕組みについて！痛くないって本当？

脱毛したいけど自分に合った脱毛方法がわからない人は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
脱毛には、

・ニードル脱毛
・レーザー脱毛
・光脱毛

があり、それぞれ違う特徴があります。
そこで今回は、光脱毛の仕組みや効果ついてご紹介します！レーザー脱毛との違いや、脱毛効果が出るまでの回数や期間についても、詳しく解説していきます。
光脱毛を検討している方、今まで効果が出なかった方は、ぜひ参考にしてください！

光脱毛とは

光脱毛は、別名フラッシュ脱毛とも呼ばれており、その名の通り光を用いた脱毛方法です。

脱毛器から照射される光は、黒色(メラニン色素)に反応します。毛根部に照射することでダメージを与え、毛根のはたらきを止めることができます。その結果、新しく毛が生えてくるのを阻止することができるという仕組みです。

サロンで使用されている光脱毛器は、肌に与える影響が少なく、痛みが少ない脱毛方法とされています。そのため、乾燥肌、敏感肌の方にもおすすめできる脱毛方法です。

ヒゲ脱毛を光脱毛で行った場合だと、施術後2～3週間で毛が抜け始めて、施術6回目で脱毛効果を実感できるようになります。
完全にヒゲ脱毛が完了するまでには12～18回、期間はおよそ2~3年になります。

光脱毛とレーザー脱毛との違い

レーザー脱毛と光脱毛は、どちらも光を当てて脱毛するという施術方法を用いますが、違う特徴があります。ここでは光脱毛とレーザー脱毛の違いについて紹介していきます。

レーザー脱毛とは

レーザー脱毛とは、レーザー光が黒色に反応する仕組みを用いた脱毛方法です。レーザー光を照射することで、毛髪が再生する組織を破壊し、新たに毛が生えてくるのを阻止します。
レーザー光で組織を破壊してしまうので、施術後毛が生えなくなることから「永久脱毛」とも呼ばれています。
施術後1～2ヶ月で毛が抜け始め、早い人は通い始めてから3、4回目で脱毛効果を感じます。満足な状態になるまでに、8～12回が多いようです。

レーザー脱毛と光脱毛の違い

光脱毛とレーザー脱毛の違いは大きく3つあります。

①光脱毛の方が施術中の痛みが少ない
レーザー脱毛は、毛根部の組織を破壊するほどの光を照射するため、痛みを感じやすいです。痛みを理由に施術を諦める方もいます。
クリニックによっては、笑気麻酔や麻酔クリームを用意しているクリニックもあるようです。

光脱毛は、あくまでも毛根の働きを抑制する程度の光を照射するので、レーザー脱毛よりもライトの出力が少ないことから痛みが少ないです。

②光脱毛の方が価格相場が安い
レーザー脱毛は、医療機関で行われている脱毛方法です。そのため、価格が高くなる傾向にあります。

レーザーヒゲ脱毛の価格相場

・1回のヒゲ脱毛で2～3万
・5回のヒゲ脱毛で7～10万

光脱毛は、脱毛サロンで行われている脱毛方法なので、レーザー脱毛と比べて価格が安くなっています。

光ヒゲ脱毛の価格相場

・1回のヒゲ脱毛で1～2万
・5回のヒゲ脱毛で5～8万

③レーザー脱毛の方が確実な効果を感じられる
レーザー脱毛は、光の照射パワーが強く、毛根部の組織を破壊してしまうことから、確実な効果を感じやすい脱毛方法とされています。
光脱毛は、肌への影響を最小限にするような設定で、毛根部にダメージを与えるだけなので、効果を感じにくい人もいます。

光脱毛の効果

脱毛をする上で一番気になるのは、やはり効果ではないでしょうか？
実は、光脱毛をしてすぐに毛が抜け落ちるという訳ではなく、脱毛効果を実感できるようになるにはある程度の時間が必要になってきます。

では、サロンで光脱毛をした場合と自己処理で光脱毛した場合とでは、効果を感じる回数や継続期間に違いがあるのかをご紹介します。

サロンに通った場合

まずは、脱毛サロンに通って光脱毛をした場合について紹介していきます。

▼光脱毛サロンに何回通えばいいのか
光脱毛は、1回だけの脱毛では効果を感じない人がほとんどです。
脱毛は、毛周期に合わせて何回かに分けて施術することで効果が出るので、1回で終わる施術ではありません。

1回目の脱毛後は、ポップアップという抜け方をします。ポップアップとは、施術によって縮れた毛が抜ける現象で、施術直後にタオルで拭き取った際に抜けます。しかし、ここから毛がまた生えてくるので、脱毛効果が出始めるのは施術してから約2週間後です。

また、どの程度の仕上がりを希望するのかによって、サロンに通う回数が変わってきます。ここでは、完全に脱毛したい人と減毛したい人に分けて紹介していきます。

◯完璧な仕上がりを求める方

ヒゲ脱毛で平均20回ほどサロンに通っています。
同じ部位に対して2～3ヶ月に1回ペースで通うようになるので、完全に脱毛が完了するまで2～3年はかかることになります。

◯毛の量を減らしたい方

平均10回ほど通っています。同じ部位に対して2～3ヶ月に1回ペースで通うようになるので、仕上がるまでに1～2年通う人もいます。

▼効果の継続期間
一般的に、光脱毛の持続期間は、約3～4週間と言われています。
脱毛を重ねていく度に持続期間も延びていくので、持続期間を延ばすためには定期的に脱毛することが重要です。

自分で処理する場合

お仕事などで忙しい方は、サロンに通う時間がなく、自己処理も検討されると思います。
その一方で、自己処理で光脱毛した際にちゃんと効果が出るのかは皆さん気になるのではないでしょうか。
次に、光脱毛器を用いて自分で脱毛をした場合の効果について紹介していきます。

▼光脱毛器は何回使えばいいのか
光脱毛器の場合でも、1回だけの脱毛では効果を感じない人がほとんどです。
また、家庭用脱毛器は、危険性を考慮し、実際にサロンで使われているライトよりも弱い出力の光が出るように設計されています。
出力が弱い分、毛根に与えるダメージが少なくなってしまうため、完璧な仕上がりになるのは困難だとされています。
ただ、毛の量を少なくしたい人にはしっかりとした効果があります。
この場合、満足のいく状態になるまで週1回の利用を20回続けることが目安となっています。

▼効果の継続期間
一ヶ月ほどで効果を感じる人もいますが、効果の継続期間はかなり短いです。
脱毛を重ねることで持続期間も延びていくので、毛周期に合わせて脱毛器を定期的に使うことがより重要になってきます。

サロンと自己処理どっちがいい？

今までの説明を踏まえて、脱毛サロン、自己処理をおすすめできるのはどんな人なのかをそれぞれ紹介します。

▼脱毛サロンがおすすめの方

▼自己処理がおすすめの方

しかし、もともとの毛が薄い人や毛の量を減らしたい人に関しては、弱い光でも効果を感じられます。効果をしっかり感じる為にも、決められた周期で欠かさずに脱毛できる方におすすめです。

光脱毛が導入されているサロン＆おすすめの光脱毛器

ここまで光脱毛の特徴や効果について紹介してきました。
次に、おすすめのサロンと家庭用の光脱毛器について紹介していきます。

光脱毛が導入されているサロン

光脱毛が導入されているサロンを2つ紹介します。

家庭用の光脱毛器

おすすめの家庭用の光脱毛器を2つ紹介します。

光脱毛のQ&A

Q:ほくろやシミがあると光脱毛できないって本当？

A:ほくろやシミがあっても光脱毛は出来ます。

光脱毛で使用するのは黒色に反応する光なので、ほくろやシミも対象にはなります。しかし、上から白色のシールを貼るなどして光を当てないようにすれば、脱毛することは可能です。

Q:光脱毛でやけどの危険性はありますか？

A:強い光を当てるので可能性はあります。

また、施術前に日焼けをし、肌にメラニン色素が多い状態だと、毛根以外の肌の部分にも光が反応し、やけどを引き起こす恐れがあります。

Q:光脱毛に副作用はありますか？

A:施術後に起こりうる副作用が3つあります。

①肌がひりひりする
光を照射した毛の周りの肌にも多少光が当たった際に出たダメージの結果、肌がひりひりする可能性があります。

②毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎とは、毛穴が炎症を起こすことでニキビのようなぶつぶつが肌に出来てしまう皮膚炎です。
光脱毛で光を肌に照射した際に、毛根が炎症を起してしまった場合発症します。

③硬毛症や多毛症
硬毛症とは、堅い毛が生えてきてしまう症状で、多毛症は毛がたくさん生えてきてしまう症状です。

光脱毛に関するまとめ

光脱毛をおすすめ出来るのは、出来るだけ安く、痛みが少ない脱毛をしたい人です。
しかし、脱毛までにかなりの時間を要することや他の脱毛方法よりも効果を感じにくいというデメリットもあります。
部位や目的によって脱毛方法を使い分けるのがおすすめです。