男性の肌タイプで多く見られるオイリー肌は、皮脂対策を考慮した洗顔料を使うことである程度改善できます。
メンズ洗顔料の多くは皮脂が出過ぎることの無いように考えられた成分構成ですが、皮脂が特に多いオイリー肌であれば、より特化した成分の洗顔料を使う方が適切です。
また、普段の生活でもオイリー肌を悪化させるような行動や洗顔方法をしていないか、自分の生活をチェックすることで肌の状態も大きく変わります。
- 男性のオイリー肌が悪化しやすいNG行動
- オイリー肌に合ったメンズ洗顔料を実際に紹介
- オイリー肌が気をつけたい洗顔方法のポイント
目次
オイリー肌(脂性肌)を悪化させる間違ったスキンケア
男性に多いオイリー肌は、普段の何気ない行動で悪化させてしまっていることもあります。
皮脂対策と思ってやっていることがNG行動では無いか見てみましょう。
あぶらとり紙の使い過ぎ
皮脂が多いならあぶらとり紙、と連想されますがオイリー肌にあぶらとり紙は逆効果になることもあります。
強くテカリのある状態に使うのであればそれほど問題ありませんが、少し脂っぽいと思った時すぐ使うようなら使い過ぎです。
元々メンズ肌は皮脂が多めなこともあり、あぶらとり紙の使い過ぎは肌を皮脂不足と誤解させてさらに皮脂を分泌させてしまいます。
1日に何度も顔を洗う
オイリー肌の男性には、1日に何度も洗顔をして皮脂を抑えようとする人もいますが、おすすめできない行動です。
もちろん洗顔で余分な皮脂を取ることはオイリー肌対策には大切ですが、1日に何度もとなると肌に必要な皮脂まで取りすぎてしまい、かえってオイリー肌が悪化しかねません。
洗顔の回数は、1日に1、2回程度が適切です。
化粧水・乳液を使わない
元々脂っぽいならベタベタさせる化粧水や乳液を使わない方が良いと考えてしまうのも、男性のオイリー肌に多い誤解です。
オイリー肌を改善させたいなら、洗顔後は化粧水や乳液で保湿をした方が効果的です。
オイリー肌の原因の1つには「肌の水分不足」もあり、化粧水などで保湿がされていない状態だとうるおい不足をカバーしようとして皮脂だけが余計に出されてしまいます。
オイリー肌(脂性肌)向けメンズ洗顔料の選び方
程度の強い男性のオイリー肌には、過剰な皮脂の分泌に働きかけるような成分のメンズ洗顔料が向いています。オイリー肌対策を行えるメンズ洗顔料の選び方をまとめました。
洗浄力が強すぎるのは逆効果
オイリー肌ならまず洗浄力が強いもの、というのは誤解で、洗浄力が強すぎる洗顔料は皮脂を取り過ぎて過剰な皮脂分泌を招いてしまいます。
しかし、メンズ用の洗顔料には洗浄力が強めなものが多いため、選び方を間違えるとオイリー肌に良くない洗顔料を使うことも十分にありえます。
オイリー肌を確実に改善させていきたいのであれば、洗浄成分の種類にも注目した方が良い選択ができます。
オイリー肌のタイプに合わせる
男性のオイリー肌は、
- 水分は普通で皮脂の多い通常のオイリー肌
- 実は水分不足で皮脂が過剰に出ているインナードライ肌
の2つに分けられます。
普通のオイリー肌はライスパワーで皮脂抑制
- 肌に弾力がある
- いつもベタついている
- 毛穴が開きやすい
- 毛穴の黒ずみが目立つ
- 肌のキメが粗い
普通のオイリー肌は、水分は十分にあるので肌そのものには弾力があり、かつ皮脂が多いためにベタついた印象があるのが特徴です。
肌のバランスとしても皮脂が多いだけなので、洗顔料を選ぶ際は皮脂を抑制する効果のある成分が求められます。
ライスパワーと呼ばれるお米から抽出し作られた成分があり、ライスパワーの一種は皮脂を抑制する効果を持っています。
皮脂だけが多い男性のオイリー肌対策として有効なライスパワーは、メンズ用洗顔料や化粧品にも配合されている注目の成分です。
インナードライ肌はセラミド成分で保湿
- 刺激が強すぎない
- 保湿成分
- 乾燥肌におすすめのフォームタイプ
肌のバランスとして水分が少なく、皮脂が多いのがインナードライ肌です。
水分が不足しているため弾力が少なく、頬はかさついていることもあります。
水分が少なめで皮脂は多めの傾向が強い男性の肌において、オイリー肌と思われていながらインナードライ肌である例は意外と多く、対策としては保湿が重要な役割を占めます。
セラミドという保湿成分は水分を保持する力があり、乾燥対策に適しています。
メンズ用洗顔料でもセラミドを保湿成分に使用している商品があり、インナードライ肌の男性はセラミド配合の洗顔料を選ぶのが得策です。
ニキビには殺菌成分配合
オイリー肌の男性に多い悩みにニキビがあり、洗顔でもある程度の対策をすることが可能です。
ニキビは、溜まった皮脂や肌の汚れに菌が反応することで発生するため、洗顔料も殺菌成分や抗炎症成分が含まれている商品を選んだ方がニキビ対策になります。
- サリチル酸
- イソプロピルメチルフェノール
- グリチルリチン酸2K
毛穴の黒ずみにはアミノ酸配合
メンズ肌で毛穴が黒ずんでいるのは、毛穴に詰まった皮脂や汚れが酸化してしまうためです。
洗顔料に含まれるアミノ酸には毛穴の汚れを分解する働きがあるため、肌の表面だけでなく毛穴の汚れに対しても効果を発揮します。
オイリー肌(脂性肌)向けメンズ洗顔料10選
男性のオイリー肌におすすめのメンズ洗顔料を、実際に10点選んで紹介します。
洗顔料に配合されている成分についても触れているので、肌の悩みや状況に合わせて選ぶと自分に合った洗顔料に出会えます。
バルクオム THE FACE WASH
出典:Amazon
- 商品名:バルクオム THE FACE WASH
- ブランド名:BULK HOMME(バルクオム)
- 価格:2,200円/100ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:泡タイプ
- 効果・効能:汚れ・皮脂吸着(クレイミネラルズ、ベントナイト)、エモリエント(グリセリルコシド、加水分解シルク)
- 生産地:日本
バルクオム THE FACE WASHは、化粧水やシャンプーなど男性向け化粧品ラインを生産しているバルクオムだからこその成分配合がされた洗顔料です。
石けんベースでやさしく洗えるだけでなく、オイリー肌や混合肌など幅広い肌質に対応しています。肌の汚れや皮脂をしっかり吸着して洗い流すために、泥からの成分クレイミネラルズとベントナイトを配合しています。また、バルクオム THE FACE WASHでは乾燥を防ぎ、肌に必要な膜を作るエモリエント成分として加水分解シルクも使用し、皮脂を取った後の肌が乾燥しないように配慮しています。
メンズ洗顔料で何を選べば良いか迷うなら、まずはバルクオム THE FACE WASHがおすすめです。
ライース ウォッシングフォーム
- 商品名:ライース ウォッシングフォーム
- ブランド名:ライース
- 価格:2,700円/120ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:フォームタイプ
- 効果・効能:効果・効能:保湿(コラーゲン)、整肌(トコフェロール、米抽出液)
- 生産地:日本
ライース ウォッシングフォームは、混合肌やオイリー肌の男性にとって効果的な、やさしい洗浄力で洗える洗顔料です。
使用されている洗浄成分は石けん及びアミノ酸系で、肌の刺激にならず洗い過ぎを防ぎます。
また、肌を整える成分としてお米から抽出した成分、ライスパワーNo.1が肌の保水力を保ちます。さらに保湿成分としてコラーゲンも配合されており、洗顔後もつっぱらない感触が実感できます。
さっぱりとしっとりが両立した洗い上がりで、洗顔後の化粧水などのケアにもつなげやすい洗顔料が欲しい方におすすめです。
オルビスミスター フェイシャルクレンザー
出典:Amazon
- 商品名:オルビス ミスターフェイシャルクレンザー
- ブランド名:ORBIS(オルビス)
- 価格:1,430円/110ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★
- フォームタイプ:フォームタイプ
- 効果・効能:皮脂吸着(モロッコ溶岩クレイ、炭)、抗炎症(グリチルリチン酸2K)
- 生産地:日本
炭やクレイ成分を使用して皮脂を取ることも意識しながら、炎症の起こらない健やかな肌を目指しているメンズ洗顔料が「オルビスミスター フェイシャルクレンザー」です。
オイリー肌、または混合肌の課題となる過剰に分泌された皮脂に対して、モロッコ溶岩クレイや炭の成分を含んだ泡がしっかり洗い流してくれます。
また、オルビスミスター フェイシャルクレンザーは、過剰な皮脂や肌荒れでのトラブルを防ぐためにグリチルリチン酸2Kも配合されており、すべすべの肌に近づけたい男性におすすめです。
メンズ化粧品によく使われるメントールは配合していないので、メントールの香りや感覚が苦手な男性でも安心して使えます。
クワトロボタニコ オイルコントロール&フェイスクレンザー
出典:Amazon
- 商品名:クワトロボタニコ オイルコントロール&フェイスクレンザー
- ブランド名:クワトロボタニコ
- 価格:1,980円/120ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:フォームタイプ
- 効果・効能:皮脂吸着(海シルト)、保湿・抗炎症(オウゴン根エキス、チガヤ根エキス、チャ葉エキス)
- 生産地:日本
男性のオイリー肌やオイリー寄りの混合肌に必要な要素を詰め込んだメンズ洗顔料が「クワトロボタニコ オイルコントロール&フェイスクレンザー」です。
オイリー肌向けの洗顔料は泥由来の洗浄成分を含んでいることが多いですが、クワトロボタニコ オイルコントロール&フェイスクレンザーに使用している海泥「くちゃ」は毛穴の汚れにも働きかける、粒子の細かさが特徴です。
その上、洗って終わりではなく、植物エキスを4種類、果実エキスを7種類配合して保湿や肌のバランスを整えることにも注力しており、洗顔や化粧水で適切な肌のバランスを取り戻したい男性におすすめします。
HOLOBELL エッセンシャル保湿ウォッシュ
出典:Amazon
- 商品名:HOLOBELL エッセンシャル保湿ウォッシュ
- ブランド名:HOLOBELL
- 価格:2,700円/120ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★★
- フォームタイプ:フォームタイプ
- 効果・効能:保湿(セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、フィトスフィンゴシン)、エモリエント(グリセリルグルコシド)
- 生産地:日本
化粧水を使ったのかと思うほどに、しっかりうるおいのある洗い上がりになるのが「HOLOBELL エッセンシャル保湿ウォッシュ」です。
普通肌~混合肌をイメージして作られたメンズ洗顔料ですが、オイリー肌にも有用な成分構成となっています。
余分な皮脂や汚れだけを落とすために「選択洗浄機能」のある洗浄成分を使用し、肌に必要な皮脂やうるおいは残して洗えるのが特徴です。
最大の魅力は、洗顔料としては非常に豊富な保湿成分です。人の肌との親和性が高い種類のセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンを配合することで、今までの肌とは違った洗い上がりを実感できます。
くろあわわ洗顔
出典:Amazon
- 商品名:くろあわわ洗顔
- ブランド名:くろあわわ
- 価格:価格:1,978円/110ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:フォームタイプ
- 効果・効能:皮脂吸着(ベントナイト、炭、泥炭、海シルト)、保湿(ヒアルロン酸、黒砂糖エキス、コラーゲン、豆乳発酵液)
- 生産地:日本
美容泥3種類や炭を使用した、黒っぽいフォームの色が特徴的なメンズ洗顔料が「くろあわわ洗顔」です。
くろあわわ洗顔は泥成分「ベントナイト」「タナクラクレイ」「マリンシルト」を配合することで、オイリー肌や混合肌の毛穴に残る汚れと皮脂をしっかり吸着することを目的としています。
泥の他にも、やし殻活性炭や泥炭が汚れをしっかり絡め取るので、汚れ落ちは抜群です。
また、くろあわわ洗顔では十分な洗顔や化粧水でのケアができる柔らかい肌にするために、米ぬか発酵エキスや米麹エキスも配合されています。
さらにヒアルロン酸などを配合しているので保湿も忘れられておらず、うるおいは残しつつさっぱりと汚れを落としたい男性から好評の洗顔料です。
ラ ロッシュ ポゼ トレリアンフォーミングクレンザー
出典:Amazon
- 商品名:ラ ロッシュ ポゼ トレリアンフォーミングクレンザー
- ブランド名:La Roche-Posay
- 価格:3,080円/125ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★
- フォームタイプ:フォームタイプ
- 効果・効能:洗浄(ステアリン酸グリセリル、ラウリン酸、ヤシ油アルキルグルコシド)
- 生産地:フランス
フランスで作られた、男性が健やかな肌を目指すためのメンズ洗顔料が「ラ ロッシュ ポゼ トレリアンフォーミングクレンザー」です。
さっぱりとした洗い上がりなのでオイリー肌や混合肌向きですが、ラ ロッシュ ポゼ トレリアンフォーミングクレンザーの評判が良いのは、敏感肌かつオイリー肌が安心して使える点です。
メンズ用洗顔料や化粧水によく使われる、アルコールや香料が不使用なだけでなく、アレルギーテストも行っているため、化粧品の成分で荒れやすい肌質の方でも試せます。
泡立ち・泡切れも良いので、洗顔後の洗い残しを心配せず使えるのも魅力です。
ダヴメン クリーンコンフォート泡洗顔
出典:Amazon
- 商品名:ダヴ クリーンコンフォート 泡洗顔
- ブランド名:Dove(ダヴ)
- 価格:394円/130ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:泡タイプ
- 効果・効能:汚れ・皮脂吸着(クレイミネラルズ、ベントナイト)、エモリエント(グリセリルコシド、加水分解シルク)
- 生産地:日本
ダヴ クリーンコンフォート 泡洗顔は、手軽に使いたいニーズに応えた、泡タイプのメンズ洗顔料です。
洗顔料の中でもしっかりした洗浄成分を使っているため、オイリー肌や混合肌を持つ、すっきりした洗い上がりを求める方におすすめします。
しっかり洗えるのにつっぱるような感覚や過度なメントール感は少なく、洗い心地も香りも丁度良い洗顔料として人気です。
最大の特徴が泡立て無しでも十分に使える泡が最初から出てくる点なので、化粧水など次のステップのケアに向けて、洗顔でのケアは手間を減らしたい方に向いています。
MARO アクティブフレッシュ
出典:Amazon
- 商品名:MARO グルーヴィー 泡洗顔 アクティブフレッシュ
- ブランド名:MARO
- 価格:547円/150ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:泡タイプ
- 効果・効能:保湿(コラーゲン)、整肌(トコフェノール)
- 生産地:日本
爽やかな香りとすっきりした洗い上がりが特徴なのが「MARO グルーヴィー 泡洗顔 アクティブフレッシュ」です。
メンズ洗顔料において、泡タイプで忙しい時でもすぐ使えるだけでなく、保湿成分としてコラーゲン、肌を整えるためのトコフェノール配合で肌の健康も考えられています。
また、石けん由来の成分とアミノ酸系成分を洗浄成分として使用しています。皮脂を取る役割と、洗浄力のやさしさの両方を求めるオイリー肌や混合肌向けに、最適な洗顔料と言えます。
WOOMEN スプレー洗顔
出典:Amazon
- 商品名:WOOMEN スプレー洗顔
- ブランド名:WOOMEN
- 価格:2,530円/300ml
- 皮脂抑制成分:なし
- 保湿力:★★★★
- フォームタイプ:スプレータイプ
- 効果・効能:保湿(コラーゲン、ヒアルロン酸、トレハロース)、整肌(アーチチョーク葉エキス、グルコシルヘスペリジン)
- 生産地:日本
WOOMEN スプレー洗顔は、ミストタイプ化粧水のような見た目のメンズ洗顔料です。
洗浄成分を含んだ液体を肌にスプレーし、30秒おいて洗い流す使い方が楽で画期的な上に、成分にもこだわりが見られます。
オイリー肌や混合肌の悩みの種である皮脂そのものだけでなく、皮脂からくるにおいにも対応できるよう、グルコン酸亜鉛などの消臭成分を使用。
においをケアしながら皮脂汚れを落とし、さらにコラーゲンやヒアルロン酸で保湿も行います。
洗顔を効率的に済ませたい男性や、ゴシゴシ洗ってしまうことを減らしたい男性にもおすすめの商品です。
オイリー肌(脂性肌)男子の洗顔注意点
オイリー肌、特に男性のオイリー肌は肌が丈夫なイメージが強く、多少雑に扱ってしまうことも多いために誤った洗顔方法で洗顔しがちです。
シャワーを直接当てない・熱いお湯を使わない
シャワーでお風呂を済ませる男性に多いのは、熱いお湯のシャワーをそのまま顔に当てながらの洗顔です。
体にかけるのと同じくらいの水圧のシャワーは顔の肌にとっては刺激になるため、肌に余計な負担がかかってしまいます。
また、熱いお湯も同様で、皮脂を必要以上に取ってしまいます。オイリー肌でも、洗顔の際は手に溜めたぬるま湯を使うと肌にやさしく洗えます。
タオルでゴシゴシ拭かない
洗顔後にさっぱりした勢いでゴシゴシ拭くのも、肌には悪影響です。
洗顔後は特に肌が無防備な状態なので、タオルを強く動かして拭くやり方は肌に刺激となり、男性のオイリー肌なら皮脂の過剰分泌も招きます。
洗顔の後の濡れた顔は、タオルを顔に対してそっと押し付けて拭くように心がけましょう。
洗顔後すぐ保湿をする
洗顔直後は、皮脂や汚れなどの余計なものが取り去られている一方で、肌のバリアもほぼ無い状態です。
男性のオイリー肌は、洗顔後につっぱる感覚のあることが少ないため忘れてしまうこともありますが、放っておくと肌にある水分がどんどん失われてしまいます。
洗顔後すぐ、5分以内には保湿を行うのが理想です。
オイリー肌(脂性肌)男子の洗顔に関するQ&A
男性にはオイリー肌が多い分、肌の手入れや洗顔に関する疑問も自然と多くなります。
オイリー肌に多い疑問点とその答えについて、簡単にまとめました。
Q1.オイリー肌は、洗顔料だけで治る?
ベタベタしていることから、男性は洗顔料に気をつけさえすればオイリー肌対策になると考えられることも多いですが、おすすめはできません。
男性のオイリー肌は、水分は普通で皮脂だけが多いタイプとインナードライタイプとに分かれる上、洗顔後に水分が不足しやすいのはどの肌タイプも同じです。
結果として、洗顔に加えて保湿ケアを行った方がオイリー肌は改善します。
Q2.洗顔して2時間後にもう顔がベタつくのはなぜ?
洗顔したのに顔がベタつくのは、男性のオイリー肌によく見られます。
いくつかの原因が考えられますが、さっぱり洗顔してもベタつくのなら「皮脂の取りすぎ」「水分不足」が主な原因です。
肌の水分や皮脂が不足すると、乾いた状態を補うために肌は皮脂を分泌するので、ベタつきにつながります。
洗顔料の洗浄力をマイルドなものにするか、洗顔後の保湿を見直すことをおすすめします。
Q3.洗顔後のケアはどこまで必要?
オイリー肌の男性であっても、洗顔をすれば水分はすぐに飛んでしまいます。
そのため、洗顔の後は化粧水や乳液でのケアは必要です。ただし、元々皮脂の分泌が多い方は保湿ケアとの相性が悪いとベタベタしてしまうことも珍しくありません。
さっぱりタイプの化粧水や乳液を選ぶ、量を調節するなどして快適な肌環境を目指しましょう。
まとめ
とにかくベタつくのが不快な男性のオイリー肌対策には、洗顔料は皮脂を落とすだけではなく洗浄力のやさしさや保湿力にも目を向けて選ぶ必要があります。
また、日頃のスキンケアも、ついやってしまうNG行動を避けるだけで肌の状態が改善することは少なくありません。
オイリー肌以外の肌質や悩みも考慮に入れながら、最適な洗顔料と洗顔方法でベタつきの少ない整った肌を目指しましょう。
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