生やすと一気に顔全体の印象が変わる口髭は、イメチェンに最適です。童顔の方でも、自分に似合う口髭を見つけられればお洒落で大人っぽいイメージになれますよ。
今回は、顔型別におすすめの口髭や、整え方、手入れの方法をご紹介。
生やしっぱなしの口髭は不潔で女性受けが悪いので、きちんと整え方と手入れを知っておきましょう。
目次
口髭が似合う人の特徴
まずは、口髭が似合う人の特徴をご紹介。
口髭は、どちらかというと顔が濃く、男性的な印象の顔立ちの方に似合います。
髭の太さと量がある人
まず、髭の毛質がどちらかというと太く、量も多めな人に口髭は似合います。
口髭はある程度の密度がないとデザインが決まらないので、毛が細い方や量が少ない方は全て剃っておいたほうが清潔感があるでしょう。
目のほりが深い人
目のほりが深い人は、口髭をはじめとした髭を生やすのが似合います。
なぜなら、顔のほりの深さには男性ホルモンの量が関係しているため。
男性ホルモンが多いと顔の凹凸が出やすく、髭も濃くなるため、全体のイメージが統一されて髭が似合いやすいのです。
面長な男性
面長なのがコンプレックスだという男性は、口髭で顔のバランスを取るのがおすすめ。
口髭を生やすと、顔の中心近くに視線が集まりやすく、鼻下や顎の長さが目立ちにくくなるのです。
さらに面長を解消したい方は、フェイスラインを曖昧にできる顎髭や頰髭を一緒に生やすのもおすすめですよ。
口髭が女性に与える印象は?
男性は「一度くらい生やしてみたい」と憧れる人も多い口髭ですが、女性からの評判はどうなのでしょうか。
口髭が女性に与える印象を、4つご紹介します。
大人っぽい雰囲気を感じる
口髭は、童顔な顔立ちの方にも大人っぽい雰囲気を与えることができます。
そもそも、髭は大人の男性にしか生えないものなので、子供っぽく見られたくない方には最適のイメージチェンジ方法でしょう。
なかでも口髭は、面積が小さくて生やすハードルが低いため、女性から大人っぽい印象で見られたいという方が気軽にチャレンジできます。
細いヒゲは知的な印象を与える
口髭は、生やす面積やデザインによってかなり印象が違います。細いヒゲほど知的でスタイリッシュ、太い髭はワイルドで男らしいイメージです。
そのため女性に知的な印象を与えたい方は、「ペンシル型」と呼ばれる細めの口髭デザインがおすすめ。
ワイルドなデザインより手入れの頻度が高くなりますが、比較的誰にでも似合いやすい口髭のデザインです。
ワイルドで男らしいイメージ
口髭は、広い範囲に生やすとワイルドで男らしいイメージになります。鼻下部分の幅が広く、端が口角より下になるような生やし方だと、似合う人はある程度限られるでしょう。
髭を生やすのが認められている業種でも、ワイルドな口髭は敬遠されることが多いです。
しかし、顔立ちやファッションに似合っている生やし方であれば、一気に頼りがいがありおしゃれなイメージに見せることも可能。
男らしい印象を手に入れたい方は、幅が広めの口髭にチャレンジしてみてください。
ただ生やしているのは不潔な印象
手入れをしていない、ただ生やしているだけの口髭は、不潔な印象でNGです。
口髭は顔の中でも目立つところにあるため、少し手入れを怠るだけで顔全体の印象がだらしなくなってしまいます。
口周りは食べ物・飲み物で汚れることもあるため、手入れをしていない口髭は衛生的にも不潔です。
ある程度の長さがあれば、毎日の手入れまでは必要ありませんが、形が崩れたり伸びすぎたりしないようきちんと管理しましょう。
口髭の整え方と手入れ方法は、後の項目で解説します。
口髭のおすすめデザイン【輪郭別】
口髭のデザインは、自分の輪郭に合わせて選ぶのがおすすめです。
- 丸顔
- ホームベース顔
- 面長
- 逆三角
- 童顔
丸顔の男性に似合う
丸顔の男性は、顔の輪郭をシャープに見せる顎髭や頰髯と合わせて口髭を生やすのがおすすめです。
具体的なスタイル名としては、「ショートボックス」「ヴァン・ダイク」など。
ショートボックスは、サイドを短めにして口髭とフェイスラインを生やした髭の整え方です。
サイドを短く、顎下に向かって長く整えることで、顔の横幅を補正して丸顔を目立たなくすることができます。
ショートボックスの整え方
ヴァン・ダイクは、U型の口髭とゴーティ(顎髭)を組み合わせた髭の整え方です。
顎の先端に向かって顎髭を長くすることで、丸顔の方もシャープな顔立ちに見えます。
ヴァン・ダイクの整え方
ホームベース顔の男性に似合う
ホームベース顔の男性には、口周りを囲うような口髭の整え方が似合います。
具体的なスタイル名は、「サークル」「ロワイヤル」など。
サークルは、口髭と顎髭を繋げて口周りを丸く囲う髭の整え方です。
サークルの整え方
ロワイヤルは、口髭と短めの顎髭を組み合わせた髭の整え方です。
ロワイヤルの整え方
面長の男性に似合う
面長の男性は、顔の横幅が増して見えるよう、口髭と頰髭を組み合わせた整え方がおすすめです。
具体的なスタイル名は、「ガンマン風」「マトンチョップ」などが似合います。
ガンマン風は、もみあげと馬蹄型の口髭を繋げた整え方です。
ガンマン風の整え方
マトンチョップは、もみあげを長めに残して口髭と繋げる整え方です。
マトンチョップの整え方
卵型の男性に似合う
顔が卵型の男性は、どんな髭の整え方もよく似合います。色々な髭の整え方を試して、自分のスタイルを見つけてみましょう。
ここではオーソドックスな口髭の整え方「オリジナルスタッシュ」をご紹介します。
オリジナルスタッシュの整え方
ちなみに、オリジナルスタッシュの毛の長さを長めにして、上唇を覆うような整え方は「シェブロン」といいます。
逆三角の男性に似合う
顔型が逆三角形の男性は、頰がこけて見えるようなフェイスラインに沿った髭は避けましょう。
顎髭にボリュームを持たせて丸く整える「バルボ」などのスタイルがおすすめです。
バルボの整え方
童顔の男性に似合う
童顔の男性は、残念ながら髭自体があまり似合いません。
童顔の男性が髭を生やすなら、狭い範囲に口髭を生やす「ペンシル型」の整え方がおすすめです。
ペンシル型の整え方
口髭をデザインする方法
最後に、口髭の手入れ・デザインをする方法を具体的にご紹介。
上の項目で自分が生やしたい口髭の形が決まったら、以下の手入れ方法で整えてみましょう。
①必要な道具を準備する
口髭を生やしたい方は、まず手入れの道具を揃えましょう。口髭の手入れに必要な道具は、以下の6種類です。
- ペンシル
- ヒゲトリマー
- ハサミ
- クシ
- カミソリ
- 電気シェーバー
カミソリは、より細かなデザインをしたい場合に適しています。
②口髭のスタイルを決める(下書き)
上の項目では、トリマーで実際に髭を削りながら形を整える方法をご紹介しました。
しかし口髭を生やすのが初めての方は、先にペンシルで下書きをして髭の形の目安を掴んでおいた方が安全です。
眉毛ペンシルなどで顔に直接髭の形を描き、しっくり来そうなスタイルを掴んでおきましょう。
③ヒゲトリマーで長さ・形を整える
次にヒゲトリマーを使い、全体の長さを整えます。まずは髭全体を10mmくらいに伸ばし、そこから手入れをしていくとやりやすいです。
ヒゲトリマーに長さに合わせたカートリッジを取り付け、全体の長さを揃えましょう。
清潔感を出したいなら2〜3mm、ワイルドなイメージにしたいなら5〜7mmほどに揃えるのがおすすめです。
次に、トリマーのカートリッジを外して、ペンシルで描いた髭の形に合わせて不要な髭を減らしていきます。
④ハサミ・クシで長さ・量を整える
ヒゲトリマーでは、全体の長さを均一にすることしかできません。部分的に短くしたい場合や量を減らしたい場合は、ハサミを使ってピンポイントで整えていきます。
この段階で、納得できる髭の形を完成させましょう。
⑤無駄な髭を剃って綺麗に
最後に、カミソリや電気シェーバーを使っていらない髭を剃り、綺麗に手入れします。
ピンポイントな手入れ専用のエッジ用カミソリも販売されているので、細部を整える時に利用してみましょう。
⑥アフターケアも忘れずに
最後に、アフターシェービングローションで肌を整えて完成です。
また、口髭は一度整えて終わりではなく、こまめな手入れが大切です。
無駄な毛が生えて来たら剃り、長さが伸びすぎたら整えて、好みのデザインを保っていきましょう。
まとめ
似合うデザインの口髭を見つけることができれば、お洒落で大人っぽいイメージになれます。
無精髭や手入れ不足の髭は女性受けが悪いですが、丁寧にトリミングされた口髭は決して女性からの印象も悪くありません。
今回ご紹介した顔型別のおすすめスタイルを参考に、自分に似合う口髭を見つけてみてくださいね。